-釣り記-

【その5】


出撃!

一応、道具が揃ったので、早速出撃してみることに。
私の戦力は下の通り。これにルアーが、スピナー×1、スプーン×1.

撮影:2005年夏
 
ダ○ソーの2.1mのリールロッド&リール。
同じロッドに、以前買ったプラスチック製の黒い奴。

上記装備で、早速、近くの川へ。

何人かの方が先に入っておられました。(先行者と呼ぶらしい・・・)

邪魔しては申し訳ないので、少し離れた場所で、ロッドとリールをセットし、ラインをロッドに通して、ラインの先にスナップを結びつけました。ここまでは無難にこなせました。ラインとスナップの結び方は、昔を思い出しながら、何度も自宅で練習を重ねましたからw

適当に選んだルアーをセットし、記念すべき第一投目!!!

「ビュン!!」

という風切り音の余韻だけを残し、再び静寂・・・。

え〜と・・・どうやって投げるんだっけ?w ・・・あああ、ベールを上げてなかったっす・・・orz

もう一度!!「とりゃぁ!!」

「ビュン!ガチャン!!」

(・ω・)

指を離すのが遅すぎて、ルアーが足元のコンクリートを直撃w
この結果、ラインが出て行こうとする勢いと、それを急激に押しとどめる力が同時に働き・・・

そうです。壮絶なバック・ラッシュが発生・・・orz

ラインを手で引き出しながら、縺れをほぐしていきます・・・とにかく、必死でした・・・。
ここまで必死になったのは・・・学生時代、社会人となってからを含め、ちょっと思い出せない程でした。
かなり手こずりましたが、何とか縺れた場所は全て引き出せたので、再び巻き直していきます。
既に、ここまでの騒ぎで、少し離れた場所の先行者達が、時々こちらを見ております。
非常に恥ずかしく、泣きそうになりながらw、リールを巻き始めました。

「ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ・・・・」

リールを巻く音が、静寂の河川敷に鳴り響きます・・・

ここで初めて気付いたのですが、そんな音を響かせてる人は周囲には一人も居ません。
なので、先行者達は一斉にこちらを見つめております・・・

私自身が醸し出している、あまりの場違いな空気に、気が遠くなりそうになりながら、何とかラインを巻き取り、
おもむろに、帰り支度を整え、涙目でその場を去りましたwww

後で知ったのですが、今のリールって、音、しないんですね・・・orz
もう、超恥ずかしかったです;゚(´△`)゚;

結局、一度も水面を揺らすことすら出来ず・・・退却。

ここから暫くの間、この経験がトラウマとなり、完全に計画が頓挫してしまいました・・・。

次に動き出せたのは、この経験から、なんと!!・・・2年後www