「HGUC ガンプラ 恐るべし!」[2006/10/25] :旧コラム復刻版 その7

High Grade Universal Century 略してHGUC

現在のガンプラ・シリーズ中、1/144サイズがこれに相当します。

「ハイグレード」は、ま、そのまま「高級(?)」なので、それはそれで良い(?)として、
残りの「ユニバーサル・センチュリー」って何でしょうか?

直訳ですが「宇宙世紀」です。

ガンダムの初代作品の、第一話の冒頭ナレーションは、このサイトでも紹介しておりますが、

「人類が〜・・・宇宙世紀0079年・・・」

というものでして、ここに「宇宙世紀」という言葉が登場します。

以前もご紹介しましたが、ガンダムには数多くの「××ガンダム」という作品が
ありますが、この初代のガンダムを引き継いでいる作品は、そう多くはありません。

しかし、直接引き継いではいなくとも、この「宇宙世紀」という同一時間軸上の
作品が幾つか存在ます。

さて、ちょっとした豆知識ですが、初代の「宇宙世紀0079年」から、一体いつまで続いたのでしょうか?
答→幾つかの説がありまして、「宇宙世紀0153年(機動戦士Vガンダム)」あるいは「宇宙世紀0203年(ガイア・ギア)」という意見がありました(笑
で、もっと凄いのが、「正歴2343年(∀ガンダム)というか・・・宇宙世紀の時代より遥か後の時代」だそうです。

いやいや、ややこしいですが、私は以前も宣言しました通り、「宇宙世紀0093年(逆襲のシャア)」までです。

もちろん、「ガンダムSEED」系列の作品は、そもそもから「宇宙世紀」とは何の関わりも無い世界での
お話しですので、確かに第一話の触り部分が、「機動戦士ガンダム」や「機動戦士Zガンダム」に似通って
いようとも、登場する兵器が「モビルスーツという名称」だったり、宇宙世紀シリーズ・ガンダムに出てきた、
ジオン軍や連邦軍などのMSのリファインモデルが登場しようとも、果ては「ガンダム」と名乗る、
ガンダムっぽいMSが幾つ登場しようとも、別世界であることには何の違いもありません(笑


で、冒頭から脱線しまくってるのですが(汗)、実は、今回、HGUCのプラモデルに挑戦です。

HGUCキットは、ザクを見たことがあります。そもそもサイトでガンプラ・コーナーを設ける、
きっかけになった時点です。その時、私はHGシリーズのザクに挑戦しました。

次に挑戦したのはガンダム。これは完成品だけ、あちこち登場させてます。
(まだその時点では、レビュー(下手糞で申し訳ないですがね:笑)なんぞ計画すら
してなかったものでして・・・orz)

その後、旧キット・レビューに挑戦し、幾つか完成(くどいですが下手です)させた結果、
感想→「めちゃくちゃ難しい・・・orz」というものでして、現在丁度、「ギャン」を
完成させた直後なのですが、次に何に取り掛かって良いものか、途方にくれておる訳です。

だって、毎回毎回、とてつもないハードルが出現し、元々がそれほど技術の無い私なので、
必死に努力した結果、非常に今一な作品が出来上がり、非常に不愉快(笑)になるのです。

で、結論として、今回は「HGUCドム」に挑むことにした次第です。

色々と悩みながらですが、作業開始して実質数分後。(クヨクヨ悩んでた時間は除く)

実に!実に!進化した「ガンプラ」に出会ったのです!!

接着剤不要。塗装不要。ちょっと手馴れた人であれば、特殊な工具も不要。(ま、ニッパは必要です。)

組立図も非常に判り易いので、これなら初めての人にでも充分に格好良い完成品を手にできます。

しかも、その完成度たるや、その昔、模型専門誌において、プロのモデラーが、切ったり貼ったりして、
苦心惨憺、激闘の末に生み出した作品をも凌駕するクオリティーです。(もちろん、語弊がありますけどね)

弄りだした当初こそ、「やっぱ合わせ目消し作業はした方が・・・」とか「塗装はするべき・・・」
などとクヨクヨしておりましたが、今回は決めました!!

               「  パ  チ  組  み」

接着剤も使いません!塗装もしません!

さて、どんな作品になるのでしょうか。

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Last Update : 2007/09/27