レザークラフトに挑戦
No.4
2021.06.30

 菱目打ち機の自作 中編 



 前回、自作の菱目打ち機を作るにあたって、全てのパーツの接合部分を「直角」で作る、という方針で始めた訳ですが、何が「直角」なのか判らない事に気付いたのでした。

  パーツ同士の接合部が「直角」かどうか?は指金なんかでも測れますが、そもそも、本体が地面に対して垂直かどうか?は、まず、水平を確定してから、その面との接合部が直角になってるかどうか?という事になります。

 という事は、水平を測る、水準器が必要です。


 なので、ダイソーで買ってきました!!


 作業、再開です!



【目次】

 ・水平と垂直の確認

 ・遂に作業開始!!

 ・ドリルすんの・・せんのかーぃ!




 実は、ダイソーで水準器が売られてるのは知ってましたが、日常生活中に、水平を測る機会なんてそうはありませんので、買おうと思った事は全くありませんでしたw

 しかし、今回の作業でどうしても必要だったので、買い物のついでに買ってきました。もちろん、100円です。

 組み立てを行ってる作業台が、一方向にだけ極々僅かながら傾斜になってる事を確認したので、それを考慮に入れた上で、直角を確認しながら作業を進めます。







 これで水平が確認出来る様になったので、各部の直角を確認すれば、垂直も確認出来るようになりました。

 では更に作業を進めていきます。

 トグルクランプを取付けるパーツとなる板と、本体支柱の上部で、支柱からトグルクランプ側へと突き出るクビっぽい部分の板を接合します。







 使用するネジにはコーススレッドと呼ばれる、木材同士を強力に引き寄せる為のネジを使います。 板が割れるのを防ぐ為に、事前にドリルで細い下穴を開けておきます。

 コーススレッドは、一般的な木ネジよりも、ネジピッチが粗いのが特徴で、しかも、その半ネジタイプを使う事で、ガッツリと接合します。念の為、木工用ボンドも併用します。


 パーツ接合時には、ともかく確実に直角になってるかどうかを確認します。


  ・・・しかし、時折、ダイソーの水準器が示す水平に疑問が湧く事が出てきたので、ちょっと疑心暗鬼にw

 とても心配性な私は、結局、ホームセンターで MADE IN JAPAN の水準器も買ってきました。




  100均の物と比べてみましたが、概ね同じ結果を示す様なので、100均でも事足りたかな?と思いました。(※この時点では、ですがw)


 ともかく、ここまで問題は起きてないので、更に作業を進めます。

 このクビの部分は、かなり繊細な箇所でもあるので、更にL字の金具で補強します。







 ともかく、常に直角を確認しますw

 
 確認しまくりながらも作業は進み、支柱上部の真ん中に挟んで固定する予定のクビ・パーツが完成したので、いよいよ本体支柱との合体作業に・・・

 今回の計画では、支柱は1×4材が3枚重ね、3枚の内の中央の板部分の上部に直角に別の板を通し、その先頭にトグルクランプを取付ける板を固定することにしています。

 これをボルトで固定するには、3枚ともに全て完全に同じ位置に真っすぐな穴を開ける必要があるので、垂直にドリルを通す為のドリルガイドを使いました。

 これも、かなり以前に押し入れの扉に新たに取っ手を取付ける為に買った物で、数年ぶりの出番となりましたw


 で、その為の準備として、ドリルガイドを目的の位置に固定しようとしていて、ふと気が付いたのですが・・・



 ・・・ん?





・・・L字金具の位置っ!!!


 はい、アホですねー・・・orz

 そんな所に金具を取り付たら、肝心のトグルクランプが取り付けられないよね!?


 そこは、トグルクランプを固定する為のボルトが通る場所なんだけど、表側をちゃんと確認しましたか?


 ヨシ!

 「ヨシ!」事案ですねーw

 ガッツリ固定するのに必死で、表側に引いてあるトグルクランプ取付位置の線を全く見ずに作業した結果ですねw 


  まぁ、この時点で気が付いて良かった、と前向きに捉えましょうw

 そそくさと、補強用のL字金具を全部取り外して、開いてしまったネジ穴に、木工用ボンドをたっぷり塗った爪楊枝を突きさして全て埋めます。

 ボンドが完全に乾いたら、余計な部分を全て切り取り、更にカンナ掛けして面一に戻して、ヨシ!な事案など最初から無かったことにw


 その後、綿密に位置決めした場所にボルト用の穴を開けて、実際にトグルクランプが取り付けられるか?をしっかり確認。






 あれだけ綿密に位置決めしたのに、なんと!ギリギリw

 ボルトで締め付けるので、多少の遊びがあって良いのかも知れませんが、それだと水平&垂直が保てないので、ここは妥協できません。

 こういった穴開け加工とかは、ホームセンターで木材加工する場合、人任せにし難い気はしますね。既に実績のある型紙を購入して挑めば、この辺の穴開け位置とはは安心かもです。

 まぁしかし、無事に取付できたので、今度は、ボルトと、それをとめるナットの邪魔にならない様に、補強用のL字金具を取付けます。




こういう取り付け方は良く無いのですがね・・・

 これを先にやっておかないと、本体に取り付けてしまった後からではもうどうにもなりませんからね・・・




  ちょっと手間取ってしまいましたが、どうにかリカバリーに成功したので、改めてトグルクランプ取付板の、本体への固定作業を行います。



 ・・・が、何故かこの作業の時点で、最初に固定用ボルトを通す穴を開けようと思った位置とは異なる場所に穴を開けようとしています。

  ええ・・・もちろん、気が付きませんでしたw 適当に作業したからですww

 そのまま気付かずに作業は進み、無事?取付作業完了。


 写真の反対側になってますが、緩まない様にスプリングワッシャーを挟み込んでしっかりと締め付けてます。




 しかしまぁ、ここまでくれば、後は、今回完成した支柱部分を、下の土台と組み合わせるだけなので、流石にもう楽勝っすよね〜


 ・・・今度こそ、ガチでそう考えていました。


 しかしw


 支柱は1×4材が3枚の厚みです。

 土台部分は、この支柱を両側から挟み込んで固定する構造なので、両側1枚なので、更に2枚の1×4材が加わり、 合計5枚の1×4材が重なる形になります。


 なので、今度は固定用のボルトを通す為に、5枚を貫通する穴を開けねばなりません。




えーと・・・

 




 ドリルの長さが足りんのじゃーいっ!




 迂闊にも、ドリルの長さを全く考慮してませんでしたねw 今までドリルの長さで困った事なんかありませんでしたからねw


 しかしまぁ、そこで立ち止まったので気が付いたのですが、1×4材を5枚も重ねてるので、その合計の厚みは10cmを超えています。


 そして、この5枚の板材が、隙あらばバラバラになろうとする訳です。


 なので、しっかりと重ねた状態で固定して作業しないといけないのですが、我が家のクランプ・コレクションには、これを挟んでしっかり固定できる強力なF型やC型クランプが無く、やや非力な「クイックバー・クランプ」しかありません。


 ここまでそれで何とか誤魔化してきたのですが、5枚重ねて、一切ズレさせずに一気に穴を貫通させるには、クイックバー・クランプ2個程度の締め付けでは頼りないです。

 ちなみにですが、以前に、ブログでダイソーのクイックバー・クランプを紹介しましたが、この菱目打ち機製作の作業では全く役に立っていません。力が弱すぎます。

 ここで使ってるクイックバー・クランプは、2台ともコーナンで買った物で、ダイソーの物とは比較にならないくらい強力です。

 それでもF型やC型のクランプほどの強力さは無いのです。

 実は本来、ダイソー商品で、DIYで役に立つ事で有名なのは、F型クランプの方なんです。

 「たしか20cmまで締め付けが可能だった筈!」と思い出し、早速、行ける範囲のダイソーを何軒も回ったのですが、何故かこの時にはどこのお店にも売っておらず、ホームセンターでは1000円以上するので断念w



 上の写真は、はかなり後になってから、近所のダイソーで売ってるのを発見したので、別にもうその時点では必要は無かったのですが、一応購入しておいた物。200円でした。

 ・・・きっといつの日にか役に立ってくれるでしょうw

 このF型クランプよりも、クイックバー・クランプの方がスタイリッシュなので、ついつい今まで見向きもしてこなかったのですが、いざという時にはF型クランプの方が活躍しますね。

 

 それはそうとしてw


 この時点では、こういう道具を持ってなかったので、少し考えた挙句、一旦、本体の左右両側から半ネジのコーススレッドでがっつりと接合してしまい、その状態で、ボルト用のネジ穴を貫通させていく、という手法をとることにしました。

 ひょっとしたら、これだけでも良いのかも知れませんが、やっぱ貫通させた上で、全ての板を一つに接合しておかないと不安なので、少しずつボルトに置き換えていきます。

 



 もうあと一息ですね。

 次回、自作の菱打ち機、完成。