レザークラフトに挑戦
No.48
2022.11.24
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【ダイソーの革で名刺入れ】
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またもやダイソーの革です!w
やっぱ安いという事もそうですが、すぐ近所で買える、という事が大きいですね。
試作というか練習にちゃんとした(?)ヌメ革を使うのは、ちょっと気が引けるので、どうしてもダイソー頼みになってしまいます。
将来的には、ハンドメイド作品として販売出来るレベルの作品が作れるようになりたいと思い始めてますが、今はまだとてもとてもそんなレベルには程遠いですのでね。
さて今回は、ある日突然、子供に頼まれて慌てて作った名刺入れの記録です。
【目次】
・型紙無しで名刺入れを作ってみる。
・何も考えず、適当に作る!
・完成と反省会。
もう大人ですがw 子供が、どこかへ行くのに名刺入れが必要になったらしく、突然頼まれたのですが、私の個人持ちの渋い感じのは嫌だという事で、とりあえず近所のダイソーで調達した赤い革を使って作ってみることに。
まぁ、そもそもダイソーに行けば、100円で名刺入れが買えるとは思うのですが、そういう事は絶対に口にしてはいけません!w
今回はこれです。
冒頭でも書いてますが、近所で気軽に買える、というのは本当に助かります。
もちろん、ヌメ革で作品を作りたい自分としては、多少は残念な感じもするのですが、まだヌメ革で綺麗な作品を安定的に作る技術がある訳でも無いので、こういった機会にこういった素材で練習するのは大切だと思うのです。はい。
名刺入れのサイズ感が判らないので、自分が昔使ってた名刺入れを探し出してきて、それを参考に適当に切り分けてみます。
・・・なぜ、型紙を作らないのか?
今回は、型紙であーでもないこーでもないとグズグズしてる時間が無かったんです。
明日使いたい!という突然な話だったもんでね・・・
このピンクというか、赤い革は、いつもの謎の白い革より若干小さめですが、まぁほぼ同じサイズ。
ですが、謎の白い革と違って、床面やコバに関しては、普通の革と同じ感じに扱えます。
銀面はたぶん、何かしらの樹脂っぽい感じの塗料でコーティング処理されてるんだろうと思いますが、いつもの謎の白い革の様に扱い辛いものでは無いです。
以前にスマホケースに使った革(200円)と同じシリーズの100円サイズ判で、銀面はシュリンクと呼ばれるタイプのシボが型押しされてる物です。
※少しずつ専門用語を勉強中ですが、間違って覚えてる事も多いのでそこはご容赦くださいw
床面
床面も綺麗に染まってて綺麗なので使い易いと思います。
謎の白い革で苦労したお陰で、ダイソーで購入する際に、必ず床面やコバ面も確認する様になりましたw
とりあえず名刺が数枚入れば良いという事なので、手元の名刺入れのデザインを参考にさせて頂いて、超シンプルな作品を目指す事にしました。
革パーツは、この3枚。
サイズ的には、100円商品が2枚必要でした。
やる事もシンプルで、切って貼って縫うだけですw
ただし、貼ってしまうともうコバを整えることが出来なくなりますので、その前に、ポケットパーツの入口部分のコバはしっかりフィニッシュしておきます。
無地の名刺を入れてみた結果はこんな感じです。
・・・少しシンプル過ぎる気がしてきましたw
できれば、刻印を押して賑やかしにしたいですが、この100均の革は、自分のオリジナル樹脂刻印では刻印出来ませんので諦めます。
さて、後は縫うだけですが、今回は一周を一気に縫ってみることにしました。
刻印したいですけどね・・・
これまでは割と各辺毎に分割して縫ったりしたのですが、今回は1本の糸でグルっと一周です。
途中でポケット部分を通過することになるので、そこだけ二重縫いをして強度を付ける事にしました。
・・・が、しかし。
その結果、縫い終わってから見ると、その部分だけひきつれが生じてしまったことが判りました。
んー、これは良くないですねー やはり一気縫いせずに分割すれば良かったですかね。
・・・ま、しゃーないw
それと、出来上がってみると、少しポケットの高さがギリギリ過ぎましたね・・
下手をすると名刺が折れ曲がってしまいかねないので、あと2mmか3mmくらい高さが必要だったかな?と思います。
もしくは、それこそヌメ革みたいなもう少し固い革素材を使うか、あるいは裏地を付けて芯材を埋め込むと良いのかもしれませんね。
さて、縫い終わったら、コバ処理タイムですね。
最近、というかもうずっと以前からですが、ダイソーを含め、各100均のネイルコーナーのヤスリがとても充実してるんですよね。
プラモデラーにとっては非常にありがたい商品が結構あって、レザークラフトにも使えそうなものも多いんです。
今回は、折角ピンクというか赤い革を使ってるので、コバを焦げ茶とかにせずに、そのまま磨いていこうと思います。
コバがそこそこ整ったら、前回の免許証入れの最後に知った、コーナー金具を取り付けることにしました。
こういう、薄い作品にはピッタリだと思うのです。
最初に作った緑色の免許証入れにはあまりマッチせず、前回作った白い免許証入れには割とマッチしたのですが、金具の取り付け方にも問題があった気がしたので、今回はそれを試してみました。
白い免許証入れの時に密かに試してたのですが、コーナー金具を取り付ける箇所の角を少し落としておく、という小細工です。
思ったよりも収まりが良くなった気がします。
どうでしょうかね?
何となくカチッ!とハマった感じがするのですが、気のせいかも知れませんw
という訳で完成です!!
これだけシンプルなので、さすがにあっさり完成させることが出来ました!
まぁ、何も特筆すべき事もなく。。。
これを叩き台にして、どこをどう工夫したり、拡張すれば良いか?を考えようと思います。
う-ん・・・そうですね。
やはり、地味にも程がありますねw
まぁでも、一応、作って喜ばれたので、これはこれで良かったです。
ちゃんと使えるので良しとしますw
このタイプのダイソーの革は使い勝手が良いので、今までにも勉強を兼ねた練習としてスマホケースとかファスナー付きミニワレットとかを作ってきた訳ですが、まだまだ他にも色々と応用出来るポテンシャルを持ってると思います。
今回の名刺入れも相当にシンプル設計で、ほぼ同じ構造のまま簡単な小銭入れというか財布的なものや、カードケースとか、それこそ例えばシンプルな免許証入れ(いや・・・それを人はカードケースと呼ぶと思うのですがw)とか作れそうです。
こうやって練習したり、試作品を作ってみたりするのには、近所のダイソーですぐ買えるという事がとてもありあがたいと、改めて思った次第です。
次回は、以前に作ったファスナー付き小銭入れを、もう一度、今度は少しデザインを変えて作ってみた時の記録になります。
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