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さて、前回完成したコレ。 ケース・ファン用の電源スイッチを取り付けた自作のスイッチ・パネル。 パソコンのケースのフロンパネルが壊れてる部分に取り付ける予定になってます。 冷却ファン、というか全てのファンは、回転する装置なので、どうしても駆動音がしますが、スイッチを取り付けることで、必要な時だけ使おう、という発想です。 このチャレンジを始めてから、実は、今回の作業のきっかけになった、ファンのコネクタには3PINと4PINという種類があったり、4PINコネクタを持つファンは、PC側から回転数をコントロールする事が可能だったり、なんなら3PINのファンでも可能ではある、という事も学ぶことになりました。 これまでにもファンの交換は何度もやってますが、そんな事とか考えたことも無かったので、良い勉強になりました。 では残りの作業をやってしまいましょう。 【目次】 ・フロントパネルのフィルター交換。 ・DVDスーパーマルチドライブの換装作業。 ・自作したファン用スイッチ・パネルの装着。
で、そのままで外れてしまうので、ケーブル等の結束用の針金で、何とか固定してきましたが、この不細工さの解消も、今回の作業目的の一つになってます。 とりあえず、フロントパネルを外して、フィルターの現状確認です。 はい、汚いですね〜w これでも掃除機で埃を吸った後の状態です。 掃除機で埃を吸い取っただけで、既に朽ち果てていたフィルターの大半が無くなってしまいましたw フィルターですが、2種類用意しています。かなり以前に買ったものです。 この大きい方は、既にスイッチ・パネルの工作で使用していますが、最初は、この大きい方だけを使って、全部のフィルターにしようと思ってたのです。 しかし、実際にやろうとすると、大きい方は作りがしっかりしてる分、柔軟性に欠けるので、やはりスポンジ・タイプの方を採用することに。 元々ついてたのがこのタイプなので、やはりこっちの方が取り付け易い構造になってます。 この黄色の部分は正常なツメ。オレンジの部分はツメが折れて無くなってしまってます。なので、赤丸の部分の様に、針金で固定することになってしまってる訳です。 では新しいフィルターを加工していきます。 加工と言っても、ハサミで切るだけっすねw 一応、この後で取り外す箇所もやってしまいます。 はい。出来ました。 USBポート用の横にある、使ってないe-SATAコネクタ用の穴も抜けてしまってたので、ついでにホットボンドでフィルターを張り付けておきました。 これでフロント・パネルのフィルター交換は完了です。
よく見ると、この赤丸の部分が、そもそも切り離されてないので、ここを切れば良いという事は判るのですがね・・・ とりあえず、思わせぶりな穴があるので、プラスドライバーを突っ込んで捻ってみました。 しばらくやってる内に、なるほど、取れそうになってきましたw 尚もしばらくの間、これを続けた結果、無事に外れました。外れました、と言うか、千切れましたw 後から冷静に考えば、たぶん、上のDVDドライブを外してからやれば、もっと簡単に外せたと思いますw
安かったのでASUSのこれにしました。2,000円弱。 こうして考えると、ASUSにはかなりお世話になってますね。 非常に当たり障りの無いデザインのドライブですが、こういうので良いんですよねw ちゃんと動けば良いんです。壊れるにしても、2,000円分の働きをしてからであれば問題は無いんです。今回はついでで換装しますが、そもそもDVDドライブの使用頻度も、以前と比較するとかなり減ってますしね。 ちなみに、壊れたPioneerのドライブですが、今までめっちゃ働いてくれたので、何の不満もありません。 値段以上分の働きを充分にしてくれました。 では換装作業に。 まずはSATAケーブルと電源ケーブルを外します。 ええ。 全く外せません。 というかコネクタが見えませんw こないだ電源ユニットを交換した際、何も考えずに大量のケーブルを適当にアルミフレームに固定した結果がこの有様w とてもじゃ無いですがこのままでは何の作業も出来ませんので、一度、結束バンドを切るしかありませんね。 はい。切りました。 切った上で、ケーブルのジャングルを掻き分けて行くと、ようやくドライブのお尻が見えてきましたw SATAケーブルと電源ケーブルを外して、フレームに固定する為のネジも外してしまえば、ドライブを引き抜けます。 はい、抜きました。 一応、比較してみましたが、まず、重さが全然違う。奥行も短くなってるのですが、重さが全然違うことに驚きました。 実際に測って見ると、80g程度の差でしたがw でも、実感としては相当に軽くなった気がします。時代もメーカーも生産国も全然違うので、違ってて当然ですが、まぁ、かなり進化はしてると思うので、金属パーツが樹脂パーツになったりで軽量化されたのでしょうね。 写真を撮るのを忘れたのですが、新しい方を差し込んで、ケーブルを接続して換装作業は普通に終了しました。
とりあえず、3PINのファンである鎌のマークのKAZE-JYUNI SY1225SL12M 1200RPM を取外し、4PINのCooler Master Silencio FP 120 PWMには変換ケーブルを取り付けます。くどい様ですが、どちらも生産終了品ですw で、その先に、自作のケーブルを取り付ける訳ですが、そもそもその前に、ケース側の電源ケーブルはどこから来てたのか?を確認しなきゃなりません。 以前はどうでも良いとか言ってましたが、今回は、自作のスイッチ・パネルから出て来るケーブルをどう引き回すか?に関わって来るので、しっかり確認します。 その為に、アルミフレームの隙間から見えていたコネクタを辿って、どこに接続されてるのか?を見てみました・・・ すると、上の写真の白いコネクタですが、これがなんと!どこにも繋がっておらず、宙ぶらりんになってたのです! ええ・・一体どういう事なのでしょうか・・・ とりあえず、このケーブルを引っ張り出してみました。 この白いコネクタが見えてた訳で、その先はペリフェラル4PIN。 つまり、電源ユニットから直接電気を貰う為のファン用ケーブルですね。 ・・・ん? いやいやいや、ちょっと待て!w という事は、マザーボードには接続されてないって事っすよね? マザーボードにでは無く、電源ユニットにパルス信号を送っても意味無い訳で・・・黄色いケーブルの存在意義が無いよね? ・・いや・・それ以前に、ちょっと待てww というか、このケーブル、どっかで見た事あるような・・・ 前々回の写真の・・・これの・・・ コレやんwww 「延長ケーブルは大切です」とか言ってた、その付属の延長ケーブルやんw 確かに大事、というか実際に使ってた訳ですw しかも! 駆動音が気になるからって、ファンを止める為に、ペリフェラル4PINから抜いて敢えて宙ぶらりんにしてたのが、このケーブルやんww ・・・全く記憶にございませんwww まぁ、全く覚えてないので仕方がありませんww ・・・よっしゃ! 切り替えて行こっ! で。改めて、よく見ると、黄色いケーブルのみ独立して別のコネクタに分かれてるので、それだけをマザーボードのFAN用コネクタに挿せば、それはそれで信号はマザーボードに送り込まれる、という事みたいですね。 ・・・ええ?いや、・・・という事はですよ? つまり、マザーボードには、FAN用のコネクタが空いている、という事になりますよね?だって使ってないんですから・・・ ・・・ええ?・・マジか・・ちょっとマザーボードを見てみましょう。 これのどこかに、空いている4PINのコネクタがある可能性が・・・ つか、思いっきり見えてますよねw FAN2って印字もされてる4PINのファン用コネクタを発見w つまり、そもそもコネクタを変換する必要も無く、ここに直接挿せば良かっただけ、というとんでもない事実が、この最終段階になって判明ww マザーボードとファンの4PINコネクタが直接つながる訳で、つまり、PC側からFANの回転数もコントロール可能だという事になります。 スイッチなんか不要でしたww はぁ? ・・・なんだコレ?w まぁしかし! お陰で色んな勉強にもなった訳ですし、勉強したからこそ、マザーボードに専用コネクタが用意されてる事にも気が付けた訳です!ええ!そうなんです! こんな状態に陥る精神的作用のことを、正常性バイアスと呼ぶ訳ですが、ええ、放って置いて頂きたいと思いますw さて。 気を取り直して、黙々と作業を続けますw 自作したスイッチ・パネルから出てきたケーブルを、敢えてベリフェラル4PINの電源ケーブルへと接続し、内部の作業は完了。 実際にアルミフレームに取り付けた状態。やっぱりボタンは黒が良かったなぁ・・。 では、フィルター交換の終わったフロント・パネルも装着。 最初の頃に思ったよりは良い感じになりました。 では、実際にフロント・ファンを駆動して、本当に吸気できてるのか?を確認します。 ティッシュを近づけた所、この通り。ちゃんと吸い込んでます。 ちなみに、このスイッチ・パネル周辺も、吸気口を開けておいたので、この通り、ちゃんと吸気出来てることが確認できました。 元がグダグダだったので、このメインマシン君の見た目は、個人的にはかなり若返った印象なのですが、恐らく世界中でそう感じるのは私だけだと思いますw
つまり・・・結局、何だったのか?何がしたかったのか?? という結果に終わりましたw |
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