[Gackt -哀 戦士]

[Gackt -哀 戦士]

HEYHEYHEY!!で放送された、Gacktさんによる、新しい「哀 戦士」。

賛否両論は必然ですが、私的には満点のアレンジだと思いました。完璧!!
いや、正直、これが切欠で、色々と曲を聴いた結果、すっかりファンになりました。
マジで。

原曲はピアノソロで始まる曲で、詩的には濃いのですが、
メロディー的には、Aメロは優しい出だしです。

これは、物語上で、平和な日常から戦争という非常事態に陥った、
一般市民、巻き込まれて軍属に組み込まれた少年達の非現実性を、
見事に表現しています。

しかし、Gackt Verでは、いきなり重厚です。
それは、現代に生きる我々が、既に”戦争”という非現実な事態を、
ある程度想定しながら生きている事を表現しているかと思います。

本当のサムライの棟梁であった、上杉謙信公を演じたからでしょうか?
日本人の持つ刹那を物の見事に表現しているように感じます。

楽曲的には、原曲の方が素直なメロディーラインであり、
それほど意表をつく展開はありません。
が、詩は絶品だと思います。

一方、Gackt Verでは、変拍子が入り、スピード感が増しています。
また、金属音を効果的に使うことで、激しい戦闘をイメージさせ、
原曲には無い、緊迫感を醸し出しています。

詩は原曲と同じなので、その違和感が、たまらなく心地良い!と感じました。

いつまで有効かは知りませんが、youtubeのクリップは以下です。

劇場版 Ver 哀・戦士

Gackt Ver 哀・戦士

ギレンの野望 Ver 哀・戦士

では。

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Last Update : 2007/12/14