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[補足]
HGUCシリーズに浮気していた為に、放置しておりました旧ザク。

ようやく挑戦することに。

旧キットのザクと言えば、「足首が動かない」という致命傷を負ったプラモデルだったので、何人もの挑戦者が、貴重なザクのプラモデルを切り刻み、足首稼動実験を試み、挫折し、燃えないゴミを生産したことで有名なのですが、それ以外にも、「旧ザクへの改造」ということもかなり行われておりました。(私も経験があります。)

で、この旧ザクが発売されると、前述の「ザクの足首問題」を解決する最短の方法として、逆に「ザクへの改造」に費やされることに。
(これは私は経験がありませんw)

1981年10月発売です。

-1/144スケール 百戦錬磨の・・・〜旧ザク- 


2006年秋の再販で見事GETした旧ザクです。

ガデムさん的には、あくまでも「ザク」ですが、シャア的には「貴様のザク」です。
そして世間一般的には「旧ザク」と呼ばれてるお茶目な奴です。

ギャンでも思いましたが、この辺りのガンプラは非常に微妙な存在です。

リック・ドム以降のガンプラに関してですが、当時は既に簡単には入手できない超人気でありながら、何となく、プラモデルとしての出来栄えというか、進化が足りないというか、出来上がりが非常にアレなんですよね・・・orz


さぁ、取り組もうではありませんか!」

ということで、全パーツを切り離しました。

はい。 はっきり言いましょう!!

こうやって全パーツをむやみに切り離すのはやめましょう・・・orz

実は、ザクとかの初期のキットだと、ま、それほど面倒でも無いのですが、この旧ザクの頃になると、ガンプラは様々な実験的要素が含まれるようになり、特に間接部分などは、想像を絶する構成になってたりします。

なので、適当に組もうと思っても、結局は組立図を見ながらになり、そうすると、先に全パーツをバラバラにしてることが非常にマズイ訳です。 だって・・・ジグソーパズル状態です。上の写真の状態で、組立図通りに作業を進めるのは。

 これは先述した通り、旧ザクで試されている上半身間接の新構造です。

色んな試行錯誤の内の一つでしょうね。
このお陰で両肩が前後にスイングしますし、頭部も上下に稼動して頷くポーズが可能になります、・・・が。

こう・・・何と言いますか・・・微妙w

最小パーツ数でこれだけの稼動を実現する努力には、素直に脱帽ですが、何故ここまで進化してるのに、胴体への接合が従来通りの、挟み込み式なのか・・・orz

顔もそうなのですが、この時期に至って尚、塗装に関する問題は、開発者の念頭には無かったのでしょうね。
 さて、仮組み完成です。

体系そのものは、ザクと同じですね。

・・・しかし、見れば見るほど・・・この頭部は滅茶苦茶に難関でしょうね。

まず、どうやってモノアイ部の合わせ目を消すか?

それが出来たとして、どうやって塗り分けるか?

モノアイの前にある柱?を一度切り取って、それらの作業をした後、改めて柱?を取り付けるのがベターな方法でしょうかね?

もちろん、そんなことはせず、このまま何とか頑張ろうと思うっておりますけど。
 胴体ですが、ザクよりも更に薄っぺらい・・・
 何と!!

ランドセルが一体成型!!

う〜ん・・・どうなんでしょうか?

これは別パーツの方が圧倒的に良いと思うのですが。

稼動範囲の確認。 必要最低限度はちゃんと稼動範囲が確保されているようです。


これは・・・非常に切り刻みたくなるキットですな・・・。

色んな意味で、色んな箇所で、「あと一歩なのに・・・」と呟いてしまう、そんなキットだと思います。



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