レザークラフトに挑戦
No.13
2021.09.15

 ダイソーの本革はぎれ で小銭入れ 


 初めてのレザークラフトへの挑戦で、コインパース(小銭入れ)のキットを参考に、ヌメ革を使って作品を作ってみた後、ダイソーで買って持っていた革の端切れで同じものを作ってみようとした記録です。



【目次】


100円均一のレザー端切れ

ダイソーの「本革はぎれ」でコインパースを作ってみる。

色々と・・・勝手が違いましたが完成!




 

 以前、ブログでも取り上げましたが、幾つかの100円均一ショップでも、革の端切れが手に入る事があります。

 いつも売ってる訳では無く、お店によって取扱いがあったり無かったり。売ってたお店がいつも売ってるとも限らないようです。


 まず、近所のお店の100均コーナーでたまに見かけるものです。長辺が10cmくらいの端切れが数枚入ってました。

 これまでに何回か遭遇し、2回購入した事があります。

 あくまで「はぎれ」なので、全く欲しいとは思えない内容の事もあり、そういう場合は当然スルーですが、革の端切れって、色々と便利なんですよね。

 この端切れは、革ポンチなどのレザークラフト用工具の試用なんかで使い捨て的に使ったりしてますが、それ以外にも割と重宝しています。

 レザークラフトとは関係無く、DIYをやってると革の強靭さが必要な時が割とあったりするのです。



 次はセリア。



ひょっとすると、左側はセリアじゃなかったかもw




そしてコチラが、ブログで書いた、異臭のする端切れw


 セリアで買った、上の2枚は普通に何の問題も無い、何かに使えそう革の端切れで、改めて確認しましたが、特に何の問題もありません。

 ところが、同じくセリアで買った下の2点は、とんでもなく異臭がして、結局は捨ててしまったものです。


 尚、商品には、ちゃんと「独特のにおい」についての注意書きはありますので念の為。


 その後、色んな革に触れる機会がありましたが、ここまで耐え難いと感じる物には出会ってませんので、この異臭はやはり独特のものだった、という事でしょう、

 もちろん、臭いというのは、個人的かつ主観的なものなので、商品として販売されてるからには、問題は無いのでしょう。


 私の体質に合わなかった、というだけの話ですね。


 しかし、ひょっとして、たまたま私が購入した物だけが何かの都合で、特に強い臭いを発してただけ、という可能性もある訳で、出来れば、別の店舗で同様の品物を買って確かめたいなぁと思ってました。



 数か月後、見つけましたww


 前回とは全く異なる地域の店舗で偶然にも遭遇。売り場にあったものを全て購入。


 まぁ、全てと言っても4つでしたが、一応、店舗で鼻を近づけてクンクンとやってしまったので、責任を取って全部買いましたw

 その場では特に異常は無かったので、そのまま自宅へ。

 で、1袋目を開封した瞬間www



 ・・・あー駄目だこりゃww



 やはり、以前の物と同じ、強烈な異臭が周囲に立ち込めました。

 即効で、袋に戻して、他の3つも確認。


 はい、全部同じでしたw


 という訳で、私にとっては、このセリアの端切れのシリーズは体に合わないという事が確定。


 非常に残念ですが、全部そのまま別のビニール袋にしっかりとくるんでからゴミ箱へ。結局、6袋を捨てる羽目になった訳ですが、まぁ確認出来て良かったです。


 最初の2つは全く問題が無いので、セリアの場合は、これらを見つけたらまた買おうと思います。



 そしてダイソー



この白いのは大量に売ってました。



これは一見すると良さそうですが、かなりの傷物です。

 ダイソーも、やはり、どこでも売ってる訳では無さそうで、今まで1店舗でしか見た事がありません。

 ちなみに、この真っ白な物も、微妙に色違いがあったり、ウロコ模様が型押しされた物があったりしましたが、ウロコ模様とかにはあまり興味が無いので遠慮しました。

 尚、これらは、レザークラフトを始める前後くらいに買ったものですが、一応、無駄にはなってませんw (セリアのあのシリーズ以外は、ですがw)




 という訳で、何か作ろうにも、まだコインパース・キットしかやったことが無い段階なので、同じ物を作ってみようという事に。

 型紙は繰り返し使えますので、それを使って・・・


 と思ったのですが、革のサイズがちょっと足りませんw


 仕方が無いので、少し幅を詰めてやってみることにしました。


 
 幅を詰めた分、ポケット部の空間が狭まる事になる訳ですが、そんな事くらいどうでも良いですね。


 で、これまで教わった通り、切った革の床面磨きとコバ磨きなのですが・・・



 これがままなりません・・・w



 床面は、まぁ、繊維の方向に沿ってやれば一応は落ち着く感じですが、コバはもうどうにもこうにもw

 何かしら手を加えると、そこからボロボロと崩れて来る感じです。


 これって、本当に牛革なのか?という疑問が芽生え始めますw


 あまりにも手が付けられないので、コバ面だけ濃い色に染めて誤魔化せないか?という発想になりました。


 と言う訳でレザークラフト用の染料を購入してみました。


 コバ面だけに、慎重に・・・・




はい、失敗w



 かなり慎重に塗ったつもりなのですが、床面にまで染み出てきてしまいました。



 う〜ん・・・ 見た目が汚いですよね。



 やむを得ませんw 床面も全部染めてしまうことに!



ムラになりましたが、床面なのでセーフw




コバも落ち着いた感じに見えるので結果オーライw




 染めてから、まだ飛び出てる毛羽をライターで焼いて、コバを磨いて、トコノールを塗ってはまた磨きの繰り返しで、どうにかコバが落ち着きました。


 エッジを整えようとすると、途端にボロボロと崩れて来るので、これ以上は迂闊に手が出せませんw


 とりあえず、作業を前に進めます。


 前回、ヌメ革で作った時は、水に濡らして型をつけることで、縫い合わせる面を合わせて置く事が出来たのですが、今回は、まず、革を濡らそうがどうしようが、そもそも水が染み込んでくれませんし、まったく型がつきませんでした。

 しかも、革のサイズの都合で幅を詰めてるので、反発力も増しています。


 なので、事前にしっかり接着しておくことに。

 接着箇所をヤスリでしっかりと荒らして、接着剤の乗りを良くしておきます。


 しかし、この赤いヤスリ、こんな活躍の仕方があるとはね・・w


 たしか、ゴッグを作ってる頃に買った気がします。ジオングだったかも知れません。


 大量に盛ったパテを削るのに試行錯誤してた頃に、使えるかも!と思って買ったのですが、その後、あまり出番が無かったのでしたw  まさか、レザークラフトを始めるとは予想もして無かったですし、レザークラフト界ではかなり普及してるタイプな様なので二度ビックリですww



 接着前に、バネホックのオスパーツを取付ておかねばなりません!

 うっかり忘れるところでしたw ガチでギリギリで気が付いて良かったです。



 もう、毎回書きますけど、本当に、菱目打ちマシンを自作して良かったですww


 ともかく静かに作業が進みます。


 もちろん、さっさと叩いた方が断然早く、一秒で出来ることが、1分掛かったり、もっと掛かったりはしますが、音と振動がNGな環境だとこれが無いとどうにもなりません。



 赤いクリップに番号をふってるのは、何でもすぐに紛失する自分の為のマーキングですので無視して頂くとして、やはり、革に型が付けれなかった為に、真っすぐに戻ろうとする反発が強く、接着自体も上手くいきそうにありません。

 なので、接着と同時に、端の方をカシメで止めてしまうことにしました。





 どうにか仮止めが出来たので、縫う工程に入っていけます。





 このクラフト社のキットですが、ともかく手縫いの工程まで入れば、もう完成まであと少しなので、100均レザーでの挑戦とは言え、そこは同じ。




片側完成。




両側、縫い終わり。



 ・・・まだまだ綺麗に縫えませんね・・・

 縫ってる時は真っすぐに見えてるんですけどねぇ・・・出来てみるとガタガタw


 それと、この100均の端切れですが、表面がテカテカにコーティングされていて、そこに菱目を打つと、 「菱型の穴」 では無く 「刃物による切れ目」 が入る感じなんですよね。


 表面のテカテカコーティングですが、ブログでも触れましたが、要するにそういう加工がされていて、たぶんですが、機械で加工する分には何の問題も無く、むしろ綺麗に仕上がると思います。


 しかし、ハンドメイドの場合は、革をカットする時点で、これがなかなか・・・・w



 ブログにも同じ画像を載せましたが、この白い部分、曲線に沿って別たちで少しずつ切ってみたのですが、この様に、その一回一回の直線がガッツリと残ります。

 しかし、これは普通のヌメ革の様にヤスリ等で整えることが出来ません

 銀面である、表面の白い部分が破れるというか千切れるというか、ぐちゃぐちゃになりますw

 なので、エンドポンチとかで切り抜くなど、一発で曲線に沿って切るしかありません。

 それと、コバ部分ですが、先にも書いた通り、迂闊に手を入れると、ここがボロボロと崩れてきます。



目の細かいサンドペーパーでコツコツやってこのレベル。

ペーパーは1000番以上じゃないと厳しい気がしました。


そこにトコノールを塗っては磨いて・・・染めて・・・



  このダイソーの本革はぎれ、どうも普通の革とは違う感じがしてなりませんが、一応、ネットで調べてみたのですが、どういう品物なのかは判りませんでした。

 その道の人であれば、どういう物なのか判るのでしょうがね・・。

 ダイソーで堂々と販売されてるのですから、「本革はぎれ」であることは間違いないのでしょうし、「牛革」「日本製」と明記されてますからね。

 個人的には、この商品はそれなりに気に入ってますので、どういう素材で、どう扱えば良いのかを知りたいのですが、ネットではなかなか良い情報には出会えませんでした。


 さて、そんなこんなで、辛抱強くコバ磨きをした結果。




かなり革っぽさがでてきましたw




ここまでかなり頑張りましたw


 毛羽立ちを焼いてしまうという作戦はかなり有効でした。


  焼くと言っても、サーっと炙る程度なのですが、それでコバがかなり落ち着きました。


 磨くとまた毛羽立つのですが、トコノールで抑えて磨いて、焼いて、磨いて、トコノールという作業をくりかえした結果です。



元の状態と比較。手前の切れ端が元の状態。


 ヌメ革で作った時と同様に、キーホルダーを作ろうと思いましたが、私がまだ未熟過ぎて綺麗に加工できそうにないので、それは諦めました。


 そして更に、コバワックスも投入し、磨きました。




かなり艶が出てきましたw



 この辺りで、コバ磨きはそろそろ終了とし、バネホックのメスパーツを取付けていきます。





 サクサクと穴を開けて、サクっと取付。 しかもほぼ無音無振動(くどい!w)






はい!出来ました!




こうして見ると、そこそこに見えますw



裏返すと・・・まだまだ縫い目が汚いですね・・。


 思ったより良い感じになりました!


 縫い目の歪みが気になりますが、そこは流石に修行が足りないだけですので、それは経験値とともに成長するでしょうw


 前回、ヌメ革で作ったものと比較してみましょう。




 うん。


 ・・・・・まぁまぁでしょうかねw


 デザイン的には、こうやって幅を詰めた方が、結果的にはシンプルで良いかも、とすら思いますが、まぁ好みの問題でしょうかね。


 今回も、追加で金具類を取り付けて、完成としました。






 この、ダイソーの革端切れですが、ハンドメイド用には少々扱いが難しいかも知れませんが、他にも使い様があって、実は、かなり助かったりしています。



 ブログでも書きましたが、実は、コロナ禍のこの状況の中、年老いた母親が肺癌で苦しんでいて、しかも、コロナの重症患者の為に病床を確保しなくてはならない、という事で、手術の予定もキャンセルされて自宅療養中だったりします。

 現時点では、コロナ肺炎の方が緊急度合いが高いですから、それは致し方ないのですが、肺が侵されているので、コロナ患者さんと同じ様に呼吸が苦しい訳です。

 幸いにも、第五波がここまで悪化する直前に、酸素濃縮器を借りての退院、自宅療養だったので、酸素濃縮器が入手出来ずに困る、という事にはならずに済みましたが、この酸素濃縮器から酸素を送り出してくれる長いチューブを、文字通り家中引き摺り回しながらの生活となるのです。

一応、邪魔にならない様にチューブを壁とかに引っ掛けておく為のパーツがあるのですが、これが・・・まぁ役に立たないw

なので、このダイソーの端切れを使って自作しました。そういう、ちょっとした用途に使うには非常に安価で助かるのです。


この件については、またその内にまとまったら記事にしたいと思います。

 →記事にしました。