レザークラフトに挑戦
No.21
2021.12.05
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【レザークラフトと言えば刻印! その5 完成】
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本来であれば、レザークラフトの方に熱中するべき所を、何故か刻印作りに嵌ってしまい、大脱線が続いてきましたw
まぁしかし、なかなか楽しかったのと、これは色々と応用が効く経験だろうと思うので、やってみて良かったと思います。
【目次】
・もう一度、段取りと手順を確認!
・自作方法の確立!
・自作の樹脂刻印 完成!
樹脂刻印の自作については、一定の成果が得られたと思います。
樹脂刻印の自作ノウハウをGETしました!
実験開始から完成まで、なかなか右往左往の連続でしたので、ひとまずのゴールとして、もう一度、段取りを確認した上で、最初からの手順を踏んでみようと思います。
一度も右往左往せずに完成させられればOKという事で。
上の写真の、左上の下(ややこしいw)の、印影が薄いデザインですが、この一番ロゴっぽいデザインwのヤツは面積が大きいのがネックとなってた部分もあると思うので、少し小型化した物を作ってみることに。
完全に最初からやってみます。
石粉粘土はまだ硬化させたものがかなり残ってますので、それを使い、完全に最初からやってみるのですが、やはり集中力の持続時間を気にしながら、ですw
今回は、途中で原型の形そのものにも気を配ります。
サイズを確認しながら成形。
原型を作る時点で、土台?になる部分の形を整えて置けば、レジン複製を作った後での成形作業がかなり楽になるかと思います。
というか、最初から文字が土台の中心になるように作れば、狙った場所に刻印出来るよね?という事に、この時点で気が付いたりwww そりゃそうですよね・・・w
石粉粘土の原型だと切ったり削ったりが簡単なので、ここの時点でしっかり形を整えておくべきだという事が確認できましたw
まぁしかし。こういう事は実際にやってみたからこそ判る部分ですよね。
オリジナル・ロゴの原型コレクション
こういう事は勢いが肝心なので、これまでに作った原型たちの形もある程度ですが形を整えてておきました。
一番下のヤツは成形前の状態。黒いラインにそって上下を切ってしまう予定です。
一応、これらの原型は、既にシリコン型があるので、再びこれら原型からシリコン型を作るのは当分の間は無いと思いますが、その頃には、ここまでの色んな事を忘れてると思いますので、今の内にやって置きますw
手順通りに、落ち着いて作業を進めます。
シリコン型が完成。
前回から1カ月くらい時間が開いたのですが、順調に手順を踏んでの、シリコン型の完成です。
原型の形を整えてからなので、作業が一層スムーズに運びました。
見えない部分にも気を遣う、という事の大切さを身をもって知りましたww
新技!プラ板型枠!
実は、既にこの新しい技を使って、これまでの自作樹脂刻印の量産を成功させてるのですが、今回は記録写真を残せたのでUPしました。
シリコン型の内面に、薄いプラ板で囲いを作って、そこにレジン液を流し込む、という新技ですw
こうする事で、樹脂刻印の厚みを稼ぐとともに、その形も整えようとい発想です。
ちなみに、プラ板は4枚をセロテープで止めてるだけですが、ここにレジンを流し込むと、シリコンとプラ板の隙間からレジン液が流れ出て溢れますw
10月頃にやってみた時は、もう少し気温が高かったので、レジンの硬化速度が早く、大量に溢れる前にレジンが硬化しましたが、今回はなかなかレジンの硬化が始まらず、かなり溢れてしまいました。
10月と12月では、レジンの硬化速度は全然違いましたww
滞りなく複製に成功!
バリの出来方の実験みたいですねw
気温の低下で、レジンの硬化時間がかなり長めになってたので、気泡を心配したのですが、全く問題なく、綺麗な複製が完成。
バリをバリっと剥がします! やかましぃわ!w
レジンの硬化を確認してからバリを削り取るのですが、プラモデルの薄いバリと同様に、とても簡単に取れます。何なら素手で千切り取れます。
背面が傾斜になってる様に見えますが・・・
囲いに用いたプラ板は素手で剥がせますので、バリバリと剥がしてしまうと、こんな感じに綺麗に成形された複製品が完成します。
完成した樹脂刻印は、やはり背面側が傾斜している様にみえますが、実はこれもバリで、プラ板に沿って残ってしまったレジンの薄い層が硬化してしまってるだけです。
形を整えてから複製してますので、前回までの様に、後から苦労して全体の形を大きく加工する必要はありません。
この時点だと、バリはもちろん、本体部分もカッターナイフでサクサク削れるので、おおまかに整えてしおけば、後で微調整するだけで済みます。
ざっくりと整えた樹脂刻印を、数日間放置して完全に硬化させてから、出来栄えを確認してみます。
実験で使ったハギレを使って、狙った位置に打てるかどうか?のテストも兼ねて刻印してみます。
んー微妙に右端が薄いのかなー?
やはり、背面が完全に水平にはなっていないようで、印影にムラが出ましたね。ただ、この程度は想定通りなので、問題ありません。
背面を調整して再確認。
カッターナイフでちょこっと削るだけで背面を平らになるように微調整しましたが、ほんの2〜3分で済む話です。
なので、実はシリコン型を作る際に、背面の型まで取って作る、いわゆる鋳造タイプにした方が良いか悩んでたのですが、その必要が無いことの確認にもなりました。
刻印した結果、革に残った印影の深さや色味からして、大成功と言って良いんじゃないかと思います。
自作の樹脂刻印 完成です!!
さて、自作の樹脂刻印の製作と、その製作工程の確認作業は完了しましたが、この最後の工程で、自作の菱目打ち機に気になる不具合?を発見しました。
以前、迂闊にも、切れない革ポンチで穴を開けようとして、余計な力を加え過ぎてしまい、マシン全体に歪を生じさせてしまいました。
どうにか微調整する方法を思いついたので、そうやって微調整してきたのですが、今回、少し久しぶりに使った所、更に歪が進んでる事に気が付きました。
なので、これもこの機会に、と修理する事にしました。
次回はその模様です。
・・・いや、レザークラフトをやれよ・・w
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