レザークラフトに挑戦
No.24
2022.02.01
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【オリジナル免許証入れを作ってみる その2】
染色が難しい・・・編
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今年、2022年は、ともかく更新を心掛ける事にしてるのですが、なかなか簡単ではありませんね。
それでも地道にやるしか方法が無いので、コツコツと頑張って行きます。
ところで、「免許証入れ」って・・・やっぱり「パスケース」って呼ぶのでしょうかね?
いや、カードケースなのかな・・・?
・・・どっちでも良いですねw
【目次】
・染色に使う筆。
・必要なパーツを染めてみる。
・染めてみた結果。
前回、始めてヌメ革を染色してみたのですが、手持ちのプラモデル用の筆だと、細すぎて効率が悪過ぎる上に、筆ムラが酷過ぎて、どうにか工夫する必要がある事を知りました。
ネットとかで見る限りは、スポンジがよく使われてるのですが、現状の私にとって、スポンジに染み込む染色液が勿体なくてw
で。
買い物ついでに、あれこれと使えそうな物が無いか?と物色した結果、100均で見つけました。
正直言いますと、見つけたというか探してたのですがねw
一つ目は、「小さなスポンジ」で、これなら染み込む染料の量も知れてますし、使い捨てても苦になりません。
ところが、実際に使ってみた結果、スポンジの生地が固すぎて、革に地味にダメージを与えてしまう事が判り、今回は不採用としましたw
で、もう一つの、大き目の筆の方です。
これは化粧用のヤツなんですが、たぶん使えるだろうと思ってはいましたが、実際に使ってみると、物凄く使い易い事が判明w
こういうのが100円とはね。
まず、毛が物凄く柔らかいです。
本来は、顔に使う物という事なので100均とは言え、そこは間違いありません。
吸水性も良いので、たっぷり染色液を吸い込んでくれる点はスポンジと同じだと思うのですが、スポンジ程では無いので、歩留まりもマシだと思います。
そして、手も汚れませんw
すっかり乾いた常態。
前回、染色してみて、そのまま乾燥させてたポケットパーツですが、筆の跡がくっきり。
これをもう一度、さらに染めてみましたが、この筆の使い易さにビックリ!
元の筆跡こそ残りましたが、一度に塗れる面積が広いので、これなら最初の様な筆跡は残りませんね。
しかも作業が早い!
あまりの快適さに、調子にのって床面も染めてみることに!
・・・・・正直、床面の吸水力を舐めてました・・・www
この大きな筆を使っても、なかなか塗り進めることが出来ません。
ほぼ瞬時に染料が吸い取られるので、ちょっと勿体なくなって、どうせ見えない部分だし、このまま染めるのを断念する事に。
と、思って、乾燥の為に裏返してみると・・・
床面にたっぷり染み込んだ染料と水分が銀面にしみ出してしまって大きなシミになってしまってます・・・
これは大失敗ですねーw
このままでは本当にシミになってしまうので、慌ててもう一度裏返して、全体を染めてしまうことに。
しかし、少し時間が経ってしまってたので、結局床面には大きな塗りムラが出来てしまいました。しかも、なかなか綺麗に染まりません。
見えない部分だし、どうせ大部分はくり抜いてしまうので、良いとは言え、かなり染料を無駄にしてしまいました。
しかし、染色する時の注意点は頭に叩き込まれましたので、その点では勉強にはなったと思います。(早口w)
・・・なのでセーフ!
はぁ?
気を取り直して、引き続き、染色する時に注意しなくてはいけない事を幾つも学びながら、作業を進めて行きます。
染色した直後なのですが、慌てて床面を染め直したからか、銀面の大きなシミは目立たなくなったように思います。
まぁ、乾いてからでないとよく判りませんが。
で、まだ乾燥の途中ですが、最初の筆ムラがまだ残ってますね。
ただ大きなシミは残って無いようなので良かったです。
床面の方は、ちゃんと染まってませんし、大きなシミも出来てしまいましたが、何度も必死で言い訳してる通り、完成後は見えない部分だし、中央部分の殆どを切り抜いて捨てる予定ですし・・・ヨシ!
ところで、床面側は、購入した革とは全然違う色になりましたね。
この事は覚えて置かないと駄目ですね。床面は銀面とは違う、という事を。
という訳で、乾燥しましたので、やはり化粧用の筆を使って、レザーフィックスを塗布。
同じ化粧用の筆とは言っても、なにせ100円なので5本ほど買っておいたので、筆そのものは色や用途によってちゃんと交換しています。
まだ革に詳しくないので、何がどう反応してどんな変化が起こるのか?が全く予想も出来ません。
なので用途に応じて全部別々の筆を使う事にしたのでした。
色々と勉強になってますが、まぁ染色の工程はこれで完了なので、いつも通り、床面の処理に入っていきます。
久しぶりなので、またもやトコノールとトコフィニッシュの比較です。
床面の染色は途中で断念したので色は関係ありません。
しかし・・・どうでしょうかねぇ。
私はやっぱりトコノールの方が使い易いかなぁ。
さて、そんなこんなでパーツの染色が終わったので、自作した型紙を使って、後に透明セルを貼る部分に窓を開けて行きます。
四角の出っ張りの頂点を中心に、革ポンチで穴を開けて、角を丸くします。
この、型紙の角を出っ張らせておく作戦は、以前に作ったパスケースの時に考えたものですが、今回も採用。
はい!登場しました!自作の菱目打ち機。というか万能プレス機w
修理したので、精度が上がってて、しかもブレも無くなって使い易くなってました!
ところで、出来上がりの感じを見てみたくて、パーツを合わせてみたのですが・・・
んー?
めちゃくちゃ神経質に寸法を合わせた筈ですが、なんとなく・・・・
気になったので、ポケットパーツを両方とも置いてみた所・・・
サイズが合ってない?
・・・なんでだろう??
いや、なんでだろう?じゃねーわ!!!w
革は濡らして乾かすと縮む、という事を知らなかったのです。。
知らずに、先に裁断してから染色してしまってたので、こういう結果になってたのでした。
あー、下手こいたー! デデデンデデデンデデデンデデデン♪
・・・懐かしいw
でも、そんなの関係ねー!
そんなの関係ねー!
ええと・・・
小島よしおさんを初めて見たのは「おもしろ荘」でしたが、毎年お正月に見ていますが、未だにあの時の衝撃は超えてませんねw まぁ、そんなの関係ねー!ですねw
・・・さて縮んだ革の話に戻りますがw、もう一度濡らして引っ張れば元に戻るという話もある様ですが、現在の自分がやると、間違いなく碌な事にはなりませんので、今回は諦めます。
ま、原因が判ったので、今度から気を付けましょう、という事で、本体の方を切って帳尻を合わせてしまう事にしました。というか、それしか解決の方法がありませんからね・・
はい!オッパッピー♪
まぁ、今後に繋がる失敗ですし、どうにかこうにかリカバリーも可能だったので、とりあえずは良かったです。
やはり、知識と経験の圧倒的な不足を痛感しますね。
一応、サイトにアップしていない細々とした事なども、メモにして残してるんですが、それもいつかは整頓して、自分用のマニュアルにしたいなーなどと思ったりしてます。
まだまだ完成までには長い道のりですw
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