レザークラフトに挑戦
No.69
2024.04.21
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【スマホケース(ポーチ) その2】
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見よう見真似でウェットフォーミングに挑戦してみたのですが、これがなかなか思った通りには行きません。
まぁしかし、何度も失敗を繰り返しながら学ぶしかないので、粘り強くチャレンジしていこうと思います。
【目次】
・簡単じゃなかった・・・ウェットフォーミング
・失敗覚悟で突き進むことに!!
・微妙な結果にww
とりあえず前回までの一通りの作業を終えて乾燥させた状態。
形としては、思った以上に上手く出来たのですが、やはり凹凸が浅過ぎてスマホが入らないという設計ミスが解消されませんでした。
このまま進んでも仕方がありませんので、これをどうにかリカバリーしていこうと思います。
尚、ついでに自作の刻印を打っておきましたw
スマホが入る高さを得るには、スマホと同じ厚みの型と型枠ではダメだという事が判りましたが、じゃぁどうすれば良いのか?が判りません。
たぶん型を作り直すのが最善策でしょうけども、今実験してるこの革は既に成形してしまってるので、別の型でやり直すのは拙い気がします。
型を機械で正確に作れるなら良いんでしょうけども、今やってるのは、ノコギリ&カンナ&ヤスリを使っての完全手作りなので、サイズとか角度とかが微妙に異なるとややこしくなるんじゃないかなぁ?と。
という訳で、今回は必要な個所だけをどうにかする事に。
とりあえず、もう一度、今度は曲げる箇所だけ濡らしていきます。
こういう事をやるとシミになるので本当はやらない方が良いと思うのですが、今回に関しては、既に失敗を覚悟しましたので、その辺はどうでも良い部分なので無視します。
これまでは、適当に作った型枠に嵌め込む以上の事は思いつかなかったのですが、頑張って考えた挙句、裏側から型を型枠からガッツリはみ出すくらいに押し出すことに。
裏側から押し出すのですが、そんな風に使うつもりで作った型と型枠では無いので、反発力に負けてしまって思った様に進みませんw
最終的には色んな道具を投入して、ガチの力業で決着をつけましたw
碌な計画性も無く、完全なるその場の思い付きでやってしまったので、途中経過の写真が無いのはいつも通りw
まぁしかし、この経験で何が不十分だったか?がよく判りましたので、もう一度型枠を作る際には、かなりマシな物が作れると思います。
乾いてからスマホを入れてみた結果、無事に出し入れ可能な高さが確保できました。
そもそもですが、今回、ウェットフォーミングに挑戦する事になった原因は、前回の型紙だと、底の部分をどうすれば良いのか分からず適当に作ってしまった事です。
この赤丸の部分ですね。
隙間が空いてしまうのは別に構わないのですが、そうと判って空ける隙間と、どうして良いか分からずに空いてしまった隙間では全然違いますからね。
この問題解消の為、ウェットフォーミングを試してみたのですが、見ての通り、隙間問題は完全に解決です!!w
こんなに綺麗に成形できるとは思いませんでした。
凄いぞ! ウェットフォーミング!!
上手くいったにも関わらず、何かが心に引っ掛かってる様な気がするのですが、ともかく作業を進めていきます。
ズボンのベルトに引っ掛ける為のベルト通し(ややこしいw)を作っていきます。
大きさが違うだけで、基本的な構造は前回の作品と全く同じですので、このベルトを背面パーツに取り付けていくのですが・・・
あああ・・・・これですわ・・・違和感の正体は。
なんと!寸足らずに!w
ウェットフォーミングで成形した正面パーツと、背面パーツを合わせてみた結果、サイズが全く合わなくなってしまってたのでしたw
必要な高さを出す為に何度も何度も頑張った結果、十分な高さが得られたのと引き換えに、底部分の革が引っ張り上げられてしまって、寸法が全然足りなくなってしまってたのでした・・・orz
これ、最終的に正面と背面のパーツを張り合わせてから綺麗に裁断した上で、縫い合わせていくんですが・・・・・どう考えても無理な気がします。
これは・・・・・何とも微妙な結果ですねww
一応、ウェットフォーミング自体は成功したと言えなくもない気がするのですが、結果的にはやはり失敗ですかねw
失敗と言っても、ここで断念する訳にはいきませんので、この問題を抱えたまま、さらに作業を進めることに。
どう解決するか?は、その時々にどうにか考えることにしましたw
次回へ続きます。
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