パソコン記

 さて、我が家のPC環境はかなり整備され(いや、そうしないと仕事ができなくなるので、当然の投資でしかない訳ですが・・・)、ほぼ、どの部屋ででも快適な環境で作業できる状態となりました。

 1階でも2階でも、現時点で私の希望通り(実は大した事は無いのですがw)働けるスペックのデスクトップマシンが鎮座しており、さらにどの部屋へでも移動可能かつ、最低限必要な作業が可能なノートマシンが2台です。

 ???

 そうです・・・。

SOTEC WINBOOK WD334

CPU:Celeron 1.3GHz
RAM:256MB
HD:40GB
CD-R/RW&DVDD:×1
OS:Windows XP SP2

こいつ、ま、妻用ではありますが、私がちょっと利用しようという事もあるでしょう。
にも関わらず、流石に256MBではメモリ不足かと。

なので、どっち道増設しようとは思ってましたが、買いに行くのも中々面倒で、ずっと放置してきた訳なのです。

以下、しばらく寝言というか、独り言です。

<独り言>
実は私、ノート型パソコンに関しては非常に評価が低いのです。いや、言い訳しますけど、これまでノートPCが、会社内で役に立ったことが無く、経営者判断で複数導入→故障多数&再修理頻発で、メンテナンス役であった私は常に不満でしたし、複数の取引先でも同様なのを実際に目で見てきました。
もちろん、その後、転職を繰り返した先でも同様ですし、独立後の訪問先である個人顧客のご家庭でも同じ。そして、自分の個人的経験でも同じ。

ノートPCが役に立つ状況っていうのが、世の中に存在しないのでは?とまで考えてきました。

多くの人が、家庭でノートPC使ってますが、殆どの人はパソコンラックに据え置いてます。
(これは実に沢山の一般家庭にお邪魔して仕事してきた実体験に基ずく主張です。)

仕事上の必要に迫られてモバイル環境が必要なビジネスマンは、それほど多く無く、実は出張先のホテル等でNETしたい人、というのが殆どです。確かにこういった場合は、ノートPCが活躍します。
が商談やプレゼン、移動中の事務仕事などは、バッテリーによほどお金を掛けるか、極一部のモバイルPCじゃないと出来ません。

で、じゃぁ、家庭内で持ち歩くか?という基本的な所に立ち戻ると、先に指摘した通り、パソコンラックにノートPCを設置し、プリンタやルーターと有線接続され、電源もACアダプターが、きちんと配線されてるので、動かしようが無い訳です。

だったら、同じ価格でスペックは遥かに上になるデスクトップを何故買わない?」と、常々疑問に思ってきました。

なので、私にとって「ノートPC=おもちゃ」という認識であり、ノートPCに関するハードの知識なんかも全く興味が無かった訳です。
</独り言>

さてさて、今回、ようやく重い腰を上げて、このSOTECマシンのメモリ増設に踏み切ることに。

ええと・・・おっと、ノート用って沢山種類があるんですね・・・いや、デスクトップだって同じ訳ですが?
思えば、SIMM→DIMMになった頃(2000年頃)までは自分でやってましたが、それ以来のPC買い替えです。今回新調したPC達は全て購入時にメモリを増設しましたので、自分で作業する事自体が久しぶりです。そこで、ちょっと勉強した方が良い、と結論しました。とりあえず現行の種類を確認してみましょう。


メモリ(RAM)の種類

DDR2 SDRAM PC2 6400 DDR2-800 DIMM 240pin
PC2 5300 DDR2-667
PC2 4300 DDR2-533
PC2 3200 DDR2-400
DDR SDRAM PC3200 DDR400 DIMM
S.O. DIMM
micro DIMM
184pin
200pin
172pin
PC2700 DDR333
PC2100 DDR266
PC1600 DDR200
SDRAM PC133 DIMM
S.O. DIMM
168pin
144pin
PC100
EDO DRAM 70ns SIMM
S.O. DIMM
72pin
144pin
60ns

と、まぁ、これだけある訳です。(本当はもっとありますが、普通はこんなもんでしょう。)
表の上へ行くほど、新しい&高性能になります。

・・・ええ?こんなに種類あんの?ま、SIMMとかはもう無いでしょうから無視で良いでしょうけどw

今回、増設予定のマシンは・・・仕様書がどこにいったか判らない・・・www
ええと、そう!NETでメーカーサイトへ行って調べよう!

割と簡単に判明。(ちなみにSOTECサイトでも、I..O.DATAサイトでも、ちゃんと記載あり。)
(蛇足ながら、NECもDELLもちゃんと仕様書に記載されています。)
もっと慎重になって、実際に今、刺さってるRAMを直接みてみましょう。
GDDR333 256MB・・・・・という文字列が確認できました。

今回の目標となるメモリの種類が確定しました!!(大げさです)

DDR SDRAM PC2700(DDR333) 200pin

この規格で、容量は1GB(このPCでの最大)を希望してみます。さて、それでは価格調査です。
ま、他の3台のマシンの内、2台が2GBでメインは1.5GBですが、増設にはそれほどお金が掛かってないので、「多少高くても、なんとも無いぜ!」と、NETで調べました。

価格ドットコム・・・最安値:10,500〜








           ・・・(゚Д゚)ハァ?







おっと、いきなり高いっす・・・orz 正直、5,000位かと思ってました。

通販だと、不良品とかあった際に面倒なので、とりあえず車を飛ばして近郊〜遠方のショップへ・・・。

平均価格(というかどの店でもw): \17,800 ・・・  ハッハッハッハッハァァァァァ・・・・・・・

















            _, ._
          ( ゚ Д゚) チョ・・・









他3台は全てDDR2のタイプでしたが、それらは確かに非常に安かったです・・・orz

しかし、遠方まで高いガソリンを使ってまで出撃しているので、もはや引き下がれません!!

買ってきますた・・・(´・ω・`)


この小っぽけな赤い箱、\17,800もするのは何故なんだぜ?

取り付けます。まず、PCを裏返して目的の場所を確認。

このマシンはここに1つのメモリスロットがあるだけです。
しかも最高で1GBなので、今回のこの作業以降、2度と増設は不要ですw

たった一本の小さなネジを外して、カバーを押し開けます。

256MBのメモリが1枚入っています。

そいつを、左右のツメを左右に広げて外します。

そして、この高価な「良い物」を・・・

裏向け?にしてはめ込み、そして押さえつけると、

パチン!と音がして、装着完了。

改めて、パソコンを起動し、動作チェックします。
通常は、実際に装着したメモリ容量より、若干ですが、少なめに表示されます。

さて、コントロール・パネル→パフォマンスとメンテナンス→システムと進み・・・

992MB RAM の表示を確認。装着作業無事完了!お疲れしたぁ!!


チョットマテ。

いや、1GB=1000MBで、そのちょっと少なめなので、992MBで正常です。

          で    す    が   !

なんか\17,800も投入して、0.9GBなら、何となく納得できもしましょうが、
992MBって、いや、良いんですけどね・・・なんかね、気分的にね・・・(T_T)

とりあえず、全てのマシンが1GB以上で、来るVistaへの乗り換えも即可能な、
環境準備も済ませた次第です。