パソコン記
エピソード43
2020.01.15

〜 Windows7からWindows10へ 追記



 何故かは知りませんが、いつも思った通りに行かない我が家のパソコン環境ですが、今回のWindows10へのアップグレード作業でも、ネット上にある情報や、これまでの知識や経験とは異なる状況が発生したりして、躓きながらの作業でした。


 ホント、なかなかスムーズに行かないもんですw


 そんなドタバタなWindows10導入が完了して、その間に気づいたことや発見したことなどを、この超絶不定期更新の日記帳に残しておこうと追記を行っておきます。


【目次】


 ・I/O DATA mAgicTV GT GV-MVP/XS2W

 ・Windows Defender

 ・Internet Explorer

 ・コントロールパネル

 ・Windwos 8.1


 【mAgicTV GT GV-MVP/XS2W】



● 長年愛用してきた I/O DATA のPC内蔵用TVチューナー、GV-MVP/XS2W とその専用ソフトの mAgicTV GT ですが、これはメーカーの指示に100%従って作業した結果、全く問題なく完了しました。本当に珍しくイレギュラーな事象は皆無でしたw

 いつもこれだけ指示通りでスムーズに完了すれば良いんですがね。

 本当に何も考えずに、完全に指示従うのがおススメです。

尚、これは2020年1月現在の情報です。実は以前にWindows10へのアップグレードについて調べた時の、I/O DATAのサイトにあった手順を保存してたのですが、実際に作業に入った2020年1月時点で、改めて手順を確認した所、OS側にもサポートソフト側にもバージョンアップがあった為でしょう、内容に多少の差異があったので、今後も変更があり得ます。必ずメーカーサイトで最新の情報を得て下さいませ。)

 ちょっと判り難いかな?と思うのは、XS2Wを使ってるのですが、I/O DATAのサイトに行くと、「X3シリーズ Windows10アップデーター(X2シリーズ対応バージョン)」というサポートソフトを選択することになります。

 Windows10に対応してるのがそれしか無いからですが、このサポートソフトの導入マニュアルには、X3シリーズ対象としか書かれていない上、実際にインストールされるソフトもX3と表記されてるのでちょっと不安になりますw

 もちろん実際には「X2シリーズ対応バージョン」とハッキリ書かれてますし、当然、ちゃんと対応してるので問題ありません。というか、以前よりかなり使い易くなってます

 そして何より、買って取り付けてからこれまで、なかなか不安定なこのサポートソフトを何度もインストールしたり、アンインストールしたりしてきた経験から、このソフトには多くを期待しなくなってたのです。

 しかし今回、必要に迫られて、改めてインストールした最新版は。いつからか、もう何年も全く自動で更新してくれる事の無かった、番組表の自動更新機能が正常に動いてるのを確認

 ちょっと?いや、かなり驚きましたねw

 Windows7だったつい先日まで、この機能は何の為に存在してるのか全くもって不明でした。いや、本当に最初の頃は機能してたのですが、幾度かのトラブルと、何度となくやらされたアンインストールと再インストールの結果、いつしか全く機能しなくなって何年も経過してたのです。

 「自動更新を開始します」 → 「自動更新に失敗しました」 というアホな報告を毎日定期的に教えてくれるだけの機能だと認識してましたのでねw

 見た目もスッキリし、完全に動作する有能なソフトに生まれ変わってとても嬉しい誤算でした。

 ちなみに、下の画像は起動時にキャプチャーしたものですが、画像がコピーができないのは地デジの仕様です。インターフェイスのデザインが、以前と比較してスッキリしてる、という事をお伝えしたい為に貼りました。




 尚、この内蔵できるXSシリーズは既に生産終了となっており、今後は内臓モデルでは無く、外付けのUSB接続モデルとなりますが、サポートソフトは同じだろうと思うので、次回もI/O DATAの製品を選ぼうと思います。



 【Windows Defender】

● Windows7でのアンチウィルスソフトである、「Microsoft Security Essentials」ですが、これはWindows10へのアップデート時に削除されて「Windows Defender」がその役割を担う事になるのですが、なんと!

 アップグレードが終わった段階では、盾のアイコンに黄色の!マークが点いてまして、「保護されてません」との事w

 タスクバーに隠れてる小さなアイコンに気が付ければ良いのですが、どうでしょうかね?放置しててもやがて勝手に保護してくれる様になるんでしょうか?

 で、慌てて「有効にする」という文字をクリックしたので正確にどうなってたのかが判らないのですが、焦って有効にした後も、「OneDriveのセットアップ」を無視しないとビックリマークが消えてくれません。

 2台中2台が同じだったので、最後の1台である、Windows8.1マシンのアップグレード完了時に、ちゃんと検証しようと構えていたのですが、この時は、Defenderは普通に機能しており、この様子は再現されませんでした。

 なので、何がどうなってたのか、たぶん、もう永久に判りませんw

 ただ、本当に保護されてなければ、アイコンには赤色の×マークがつくと思うんですが、黄色の!マークだったので、今思えば、定義ファイルが最新になってないことへの注意喚起だったのかも知れません。でも、それなら「有効にする」というボタンを押した瞬間に有効になった事実とは相容れないんですよね・・・

 一体、これはなんだったのでしょうか。

 【2020.01.17 追記】

  その後、アップグレードした元Windows8.1マシンでは再現しなかった、というのは間違いで、ややタイミングが遅れて再現しました。

 それは・・・「改ざん防止」機能。

 どうやら、アップグレード直後は、この機能がオフに設定されてるようですね。

 

 で、これは本来はWindows10のDefenderに最初からあった機能では無く、2019年5月のアップデートで実装された新機能だそうで、直ちに致命的な訳では無いので黄色の!マークで警告されてる状態の様です。もちろんONにするべきです。

 ただ、この機能をONにするのは理解できるとして、その動作の直後の画面はこうなります。



 OneDriveのセットアップができてないぞ?と警告を続けてくる訳ですw

 ここでOneDriveのセットアップに誘導してくるのは、まぁ確かにランサムウェアによってファイル改ざんされても、OneDriveに保存したオリジナルから回復できる機能を紹介してくれてる訳で、なるほどありがたいですけど、無料で使えるのは5GBまでなのでなかなか対策にはなり難いのかな?と。

 月一回くらいの頻度で外付けドライブにCドライブのクローンを作っておいて、全てのパソコンから切り離して孤立させて置くのが一番安価で確実な対策なのかなぁ?と


 ともかくこれで、Windows10へのアップグレード直後の、Windows Defender の警告マークの謎は解けました。



 【InternetExplorer】

● Windows7の時にタスクバーに入れてた InternetExplorer が消されますw 消されはしますが、ちゃんと残ってはいますので、必要な人は、アプリ一覧の中の「Windowsアクセサリ」の中から見つけ出してタスクバーに戻すなりなんなりしましょう。

 私は Microsoft Edge の使い勝手に馴染めないのでタスクバーから削除してIEに入れ替えていますが、そもそも普段はFirefoxを使ってるので、どうでも良いっちゃどうでも良いですね。ただ、Firefox以外のブラウザで動作確認したい時の第一選択肢をIEにしてるので、こういう対応になります。

 尚、もちろん、IEだけじゃなく、有名なブラウザは全てインストールしてますが、タスクバーに常駐させるかどうか?の個人的なお話でした。

 蛇足ですが、ブラウザのシェアは、Chromeが圧倒的ですね。

 その次に並ぶ、IE Firefox Safari Edge はそれぞれほぼ互角で、どれもそれぞれChromeの1/10程度。

 ネットスケープ一強の頃を思うと嘘みたいですね。



 【コントロールパネル】

● Windows10に関しては、2016年の無料アップグレード開始の時点から、Miix2 8と、VAIOノートで使ってますので、使用については今さら違和感も何も無いのですが、今回のはメインマシンをアップグレードしたので、流石に色々と調整したい部分が出てきました。

 そこで、あちこちの設定を変更してたのですが、そこで初めてスタートメニューにある「設定」と「コントロールパネル」が似て異なるものだったことを知りましたw

 というか、スタートにある「設定」がWindows10における「コントロールパネル」だと思い込んでました。

 ほぼ同じ機能を持った別モノだったんですねぇw

 恐らく、Windows8から?こうなってたの様な気もするのですが、Windows8もWindows8.1も子供に預けたまま、ほとんど触らなかったし、Windows7と同じ様にコントロールパネルで設定してたと思いますのでよく判りませんw



 こちらがWindows10のスタートの中からアクセスできる「設定」。





 一方、こちらが、Windowsシステムツールの中にある「コントロールパネル」。
 Windows7 や Windows8.1 とほぼ同じスタイル。



 色んな設定変更に関して、「コントロールパネル」を解説したサイトが散見されてたので、「Windows10のコントロールパネルってそんなデザインじゃ無いんだけどねぇ・・・」と勝手に誤解してました。すみませんw

 コマンドプロンプトを使おうとして、スタートの中の「Windowsシステムツール」の中で「コントロールパネル」という名のアイコンを見つけるとは思いもよりませんでした。

 慣れの問題でしょうけど、やっぱ「コントロールパネル」の方が使い易いですねw

 スタートメニューにある「設定」と、「Windowsシステムツール」の「コントロールパネル」でできる設定変更はほぼほぼ同じですが、「コントロールパネル」のアイコンを、スタートメニューにもタスクバーにも常駐させることにしました。



 【Windows8.1】

 まだサポート期間内なので後回しにした、我が家で唯一のWindows8.1マシン。

 色々と面倒な事になるのも嫌なので、この機会にWindows10へのアップグレードを行いました。ちなみに、2台のWindows7マシンはどちらも Professional なので、Homeエディションであるこのマシンで、何か違いが出るのかどうかも確認しました。

 結果的には特に違いは無かったと思います。

 それはそうと、、

 このマシン、2016年の時点で一度、Windows10へのアップグレードを行ったのです。

 そもそも Winows8.0 で購入したマシンですが、その余りにも糞過ぎるユーザーインターフェースに驚愕したのを今でも覚えてますww

 その後、Windows8.1への無償アップグレードが開始されたので、速攻でWindows8.1にした結果、ギリギリ許せるか許せないかの中間くらいには使い易くなってたのですが、2016年にWindows10への無償アップデートサービスが開始されたので、即座にに実験台になってもらったのでした。

 あまり覚えてないのですが、プロダクトキーを用意したり、電話認証を受けたり、かなり手続き事が面倒で、色々とまごつきながら、どうにかこうにかWindows10へとアップグレード出来たのです。


 ですが、その数日後からマシンの挙動がおかしくなり始め、フリーズしまくった挙句に、遂には起動しなくなり、やむを得ず、ハードの検証をやってから、リカバリ。


 当然ながら、Windows8.0になるので、そこからまた8.1へとアップグレード。


 そしてそこから、再びWin10にアップデートしようとした所、今度はアップデート中にエラーで拒否されてしまい、そのままになってるのです。確かライセンス関係で拒否されて、こちら側では対処のしようも無く、もう面倒になって、このマシンはそのまま8.1マシンとして、今まで過ごしてきました。

 
 既にこのサイトでもレポートしてる様に、今回、Windows7×2台のマシンをアップグレードした結果、そんな面倒な作業は一切ありませんでした。

 そして何の問題も無く、約2時間ちょいで無事完了。

 2016年の時とは、Microsoftが配布してるインストールツールのバージョンがかなり違ってたので、その辺で色々と改善されたのかも知れませんね。


 ともあれ、これで我が家のPC群は全てWindows10となりました。


 結果的に、全て完了したのは2020年1月13日。


 Windows7のサポート終了まで残り1日でのことでした。



 【追記の追記】

 我が家のデスクトップ3台のCPUは、SandyBridge時代の i7 と i5 ですが、今は全てWindows10で動いてます。

 Windows10において、SandyBridgeがサポート対象外になったらしいのですが、それで何か不具合があるのか?というのが重要ですよね。

 重要なのは、それがどういう不具合を引き起こすのか?ですよね。

 個人的には、動作してる限りはどうでも良いんじゃないかなぁ?ですw

 私のメインマシンは、SandyBridgeのi7 2600kですが、全く何ら問題がありません。性能検査的に、ガンダムオンラインで遊ぶことがありますが、特に必死にならずとも、普通に遊べてます。


 以上、Windows10 へのアップグレード騒動に関する追記でした。