レザークラフトに挑戦
No.55
2023.2.21
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【L字ファスナー付きミニワレット改 その4】
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年が明けて2023年ですね。
前回の更新から2か月ほど経過してしまいました。
コロナ禍以降、次から次へと困難な事ばかりが続いて、正直、精根尽き果てそうなのですが、まだどうにか踏ん張ってますw
そんな中でも、何かしら趣味があるっていうのは、思った以上に心の平穏を保つのに役立ってると実感しています。
では、前回の続きです。
【目次】
・残りの外装を取り付け。
・中央ポケットの取り付け。
・最終のコバ処理・・・と、大失敗!!(号泣)。
前回は、片面の手縫い作業が終わったところまででした。
なので、今回は、その続きということになります。
順番としては、外側を縫い終わってから、中のポケットパーツとマチパーツを縫って完成という事になるかと思います。
しかし、前回も書いてますが、その前に、先にやっておくべきことは無いか?という事をよくよく確認しておかないと、実は後からでは縫えなくなる場所とかが出てくる可能性もありますよね。
ガンプラを作ってた初期の頃には、そういう事に気付かずに随分苦労したもんですw
センスというか、才能がある人って、そういう細かい点を直感的に把握したりしてるみたいで、昔から凄いなぁと思ってます。
今回も、ここで確認したお陰で、セパレートタイプにした側のマチパーツに菱目を打ってない事に気が付いたのでした。
後からでも打てると思うのですが、まだ自由に動かせるこの時点でやって置く方が、より楽に打てます。
淡々と縫っていくのですが、私の場合、課題は最後の糸の始末なんですよねw
いつまで経っても安定しないんですよ、これが・・・。
この辺りから、最終的にどうしようか迷い始め・・・w
まぁしかし、今回は目立たない箇所での始末という事なので、どうにかこうにかww
・・・見えない場所で、何目か戻してからギュッと結んで止めました。
外装が縫い終わったので、中のポケットパーツとマチパーツを縫っていきます。
やっと最後の縫い工程ですね。(まぁ・・・2022年6月のお話なんですけどねw)
事前に何度も確認したので、ともかく粛々と縫い進めます。
うむ。
なかなか良い感じに仕上がってきました。
コバ磨きの最終工程が残ってますが、この時点での見た感じは、最初に頭の中でイメージした通りの物になってきています。
反対側の、マチパーツを2つに分けた側ですが、ようやくこの時点でしっかりと接着しします。
先に開けた菱目がずれない様に、今回も針を突き刺して位置合わせをしての作業です。
縫うだけの作業であれば、かなり慣れてきまして、指ぬきのお陰もありますが、指から血を流すこともなくなってきました。
あらヨッと!!w
これで組み立て工程は全て終了ですね。
1枚マチパーツ側。こちらは常時むき出しになります。
2枚マチパーツ側。こちらは通常はファスナーに隠れます。
いいですねーw
では最終工程、コバ処理に入っていきます。
まず、今までは最初からヤスリでしたが、今回は既にミニカンナを入手してるので、当然ながらミニカンナを使っていきます。
ミニカンナ→スリッカー→ヤスリ(中目)→スリッカー→ヤスリ(細目)・・・
という具合にコバを整えて行くことにします。
それらの途中で、随時、染色も行います。
ミニカンナの効果は抜群で、ほんの数回で段差が綺麗に均されますので、今までヤスリ掛け作業を大幅に減らすことが出来ました。
途中で水で磨いたり、染料を定着させる・・・ええと、何ていう名称だったか、いわゆるプライマー的な・・・そう! レザーバインダーですね!
レザーバインダーを塗ったり、染料を塗ったり、レザーコートを縫って、また磨いたりを繰り返し、しかもそれぞれ毎回毎回、しっかり乾かしたりしながら、徐々に表面をツルツルに磨いていきます。
こちら側は両サイドを同じ要領で磨いていきます。
そして・・・
あっ!
ん!?
というか・・、、、
あっ! じゃねーわ!!ww
・・・最悪ですやん。。
コバ磨きの最終段階で、既に使い終わってたミニカンナを、ツールボックスに収納しようとして、迂闊にも手を滑らせてしまい・・・刃の面が当たってしまった結果・・・
今回の作品で 一番こだわった部分に最悪の傷を着けてしまいました。
しかし・・・流石にショック過ぎて、しばらく言葉が出てきませんでしたwww
一回、落ち着こう・・・
・・・う〜ん・・・
一応、色んな接着剤的な物は持ってる訳なので、ともかく修復してはみたものの、キズは隠しきれません。
まぁ、いつも通り、誰かにあげたり、ましてや売ったりする訳でも無いので、多少キズがあろうが関係無いのはそうなんですけど・・・納得は行きませんよねw
とりあえず、これで完成はしたのですが・・・何と言いますか・・・
・・・ちっきしょー!w
という訳で完成はしました。
次回は反省会ですね。
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