レザークラフトに挑戦
No.49
2022.11.25
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【L字ファスナー付きミニワレット その1】
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以前に、いつも動画で勉強させて頂いてるtoolsさんで購入させて頂いた型紙を使って、ファスナー付きミニワレットを作ってみたのですが、このシリーズは何度も取り組まないと細かい注意点とかが身につかない気がします。
なので、今後も引き続き何度もチャレンジしようと思ってるのですが、もう少し良い革を使っての挑戦の前に、もう少しだけ、ダイソーの革を使って、細かい部分のチェックを兼ねて練習してみる事にしました。
で、今回は少しだけアレンジを加えてL字タイプにしてみます。
【目次】
・まずは材料を準備。 ・・・いつものやつですけどもw
・手慣れてしまったとは言え面倒な作業。
・結局、余計な手間が掛かることにw
まだあと数枚だけ残ってる、ダイソーの謎の白い革。
もう使い道が浮かばないとか言ってましたが、まぁ練習する限りは何かしら使い道が出てくる訳でしてw
しかし遂にこれが最後です。
いつものコレでいきますw
今回はファスナーもダイソーで買った物を使います。
お手本通りだと、ラウンドファスナーで30cm必要ですが、L字ファスナーだと20cmでたぶん足りると思うので、手芸店のものと100均のものとでどんな違いがあるか試します。
ところで。
手元に残ってる、このいつものダイソーの謎の白い革ですが、2枚の内の1枚が少しグレーっぽい色なんですよね。
そうです。
少し違うのですw
更に、開封してから気が付いたのですが、確かに色もややマット調で様子が違ってたのですが、手で触った感触がいつものやつと違ってて、しかも!
うっかりこぼしてしまった水が染み込んだのです!
確かに、ヌメ革の様に、スーッと染み込む感じではありませんでしたが、こぼしてしまった水を慌てて拭くと、シミが残ってたんです。
いつもの謎の白い革は、一切全く微塵も染み込みませんので、表面の加工方法が少し違う、という事の様です。・・・いや、知らんけどw
もう一枚の、いつも通りの白い方は、もう完全にいつも通りですがw
なので、この、いつもと少し違う1枚を目立つ外装に使い、いつもと同じ面倒な方を目立たない内装に使う事にしました。
L字ファスナータイプにするのですが、型紙は全く同じものを利用します。
という事で、内装側はいつものダイソーの謎の白い革を使うのですが、まぁいつも通りに面倒なんですよねw
こんな感じで、切断面がボロボロと崩れてきます。
慣れてしまってますから気にしませんけどもw
今回のアレンジ部分。
そう、今回は、ファスナーをL字に取り付ける予定なので、角を丸く落とすのも、片側だけになります。
内装なので気にしなくても良いっちゃ良いのですが、この角丸の部分、こんな感じでカクカクになります。ええ、いつも通りです。
ですが、分かってくると、こうやって滑らかなRにすることが出来る様なってきましたw
ただヤスリ掛けしただけでは、ボロボロになるだけなので、少しコツがいりますね。
そのコツの一つがコレですw
火で炙るw
・・・という荒技ですね。 昔、ガンプラに出戻った直後くらいの、グフとかリックドムを作ってた頃、火で炙る加工技を、子供の頃を思い出しながら使ってたもんです。
一方、外装パーツの方が、思わぬ事態に・・・。
コレですね・・・
この革は、確かに銀面こそ、いつもの謎の白い革とは違って、もっと革っぽい(なにが?w)のですが、床面はほぼ同じ感じなのです。
というか、いつもよりももっと粗い感じだったので、トコフィニッシュで整えたところ、迂闊にも銀面にシミを作ってしまったのです。
いつもなら銀面には何一つ染み込む様なことが無いので完全に油断してましたw
最初の最初、一番最初にコインパースのキットを作った時は、タンローのヌメ革を使ったのですが、その時に、トコノールやトコフィニッシュが銀面にはみ出さない様に注意するよう、指摘があったと思いますが、すっかり忘れてしまってました。
こういう所ですよね。ちゃんとした素材で練習していないので、大事な注意点が疎かになったりする、という落とし穴的な部分です。
これがその床面ですね。
並べて比較してないので判り難いですが、いつもの謎の白い革とほぼ同じというか、更に繊維が粗いです。
完成すれば見えなくなる部分なので、余計な事はしなければ良かったのですがね。
銀面は良い感じのマットなオフホワイトだったのでそのまま使おうとしてたのですが、銀面に染みが出来てしまったので作戦変更です。
いつもの謎の白い革だと染めるのは不可能ですが、今回の革は、銀面に水やトコフィニッシュが少し染み込む様なので、強引に染めてみることに。
実験的に、カービングダイを塗り込んでみましたw
なんか、いい感じにいけそうな気配がするので、押し進めます!
・・・正直、思ってたのとちょっと違う仕上がりですが、まぁ良しとしましょうw
コバ面は、いつものクラフト染料で染めていきます。
その勢いで、床面も全部染めようとしたのですが、よく考えると、全部染める必要が無い事に気が付きましたw
染料が無駄になるので、完成時に見える場所だけ染めておくことに。
銀面は、仕上げ剤とか色止め剤とか、オイルとかを塗り込んで乾かします。
以前に作った物と比較しながら、どこがどうなるか?を確認。
という訳で、外装と内装のパーツの準備が完了!
・・・こうやってみると・・・見た目的にちょっと汚いですけどねw
ラウンドファスナーだったお手本をアレンジしてL字ファスナーで完成出来るかどうか?
いや、さすがに出来ないって事は無いんだろうと思うのですが、今回の目的は、それでどんな問題が発生するのか?を知ることです。
どうなることやらw
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