レザークラフトに挑戦
No.82
2025.05.13
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【オリジナル小銭入れ試作5号とミニミシン】
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なんとなく「いい感じ」な物になる手掛かりが掴めないまま、新しい小銭入れの試作が続いています。
今回は、流石にちょっと革を使うのが勿体なくなってきたので、100均で買ったフェイクレザーを使うことと、前回にチラッと書いてますが、フェイクレザーを縫う時間を短縮する為に、安物のミニミシンを使うことにしました。
【目次】
・もったい無いのでフェイクレザーで試作。
・試作なのでミニミシン投入。
・手順を間違った様なのでファスナーの下止めを外して乗り切るw
・なんじゃかんじゃでどうにか完成。
・一応、反省会。
大まかなデザインは、今回も同じでいきます。
最初にも書いてますが、今取り組んでるのはデザインの練り直しや、その他の細かい部分についての確認作業でして、何度も失敗を繰り返してると流石に勿体ないので、今回は100均のフェイクレザー使うこととし、縫う作業もミニミシンで縫ってしまうことに。
失敗は貴重な経験だと思ってるのですが、失敗作そのものは運が良ければ誰かに貰ってもらえることもあるとは言え、ほとんどの場合、結局は無駄になっちゃいますからね・・・
ということで100均のフェイクレザーですが、春から初夏という季節柄、カラフルなものが多いみたいですね。
思わず涼しそうな色の物を選んでしまったのですが、これだと良い感じの物が出来ても、実際に本物の革で同じ物が作れなければ意味が無いじゃないか!と、後で気付きました・・・
話は逸れますが、フェイクレザー=合皮に対して、本物の革はリアルレザーって呼ぶのかな?と思ってたら、genuine leather(ジェヌィンレダー)っていう言い方もあるそうです。
ハンドメイドイベントに来て下さる英語話者のお客様にはリアルレザーでもカウレザーでも通じてる感じです。通じない時は、リアルとかレザーの発音が問題っぽいですw
あと中国のバイヤーさんっぽいお客様もそれで通じましたが、中国語では「真皮(チィンピーっぽい発音)」みたいです。
最初、焦って必死で「ギューのカワ!ギュー!ビーフ!」って説明しても全く通じませんでしたが、「リアルレダー!」って言い直すと何とか通じましたww
何にせよ、英語って大事ですね。ちゃんと勉強しとけば良かったです。
さて。
フェイクレザー、つまり合皮です。
裏側というか実体は布ということもあって割と肌触りが良いので、これはこれで何か作ったら面白いと思いますが、これはレザークラフトではなく布手芸の分野という事になると思います。
取り扱いは、革のそれとは全く異なり、普通に布と同じ様に扱えますので、菱目打ち作業などは不要です。
とりあえず、ファスナーを接着剤で接着してアレコレ確認。
ベルトは先にカシメで取り付け完了。完成した姿を見ることだけを優先します。
そしてミニミシン、登場!!
このミニミシンは、実売価格だと2〜3,000円くらいな様です。
もう何年も前になりますが、何かの返礼品で頂いたカタログギフトで、特に欲しい物が無かった時に、壊れても良いミシンなら遊びで使うこともあるかな?と選んだことがあったのでした。
貰った当初、試運転を兼ねて2回ほど小物を縫うのに使ったことがあるので、基本的な使い方は判ってますし、糸調子の設定も出来ているのですが、そのまま押し入れの中で眠らせてました。
ちゃんと縫えるけど、結構大変だなぁーという印象。
もちろん、レザークラフトには不向きというか、たぶん使えません。
このミニミシンの最大の難点(いや、メリットから書けよ・・・w)は、返し縫い機能が無いことです。
なので、縫い始めと縫い終わりで自分で縫う布の向きを180度反転させて返し縫いすることになります。
大昔、子供の頃に家庭科の授業で足踏みミシンを習った時は、普通にそうやって習ったもんですがねw
ただ、返し縫い機能があるとないとで、作業効率がかなり違うのと、出来栄えもかなり違ってきます。いや、もちろん手慣れた人なら大した問題では無いのかも知れません。
それと、これは手芸やミシンに詳しくないので私にはよく判らないのですが、縫う対象、今回の場合はフェイクレザーになりますが、それを後ろへ送ってくれる機能が弱いのか、ミシンとはそういう物なのか、ちょっと判らないのですが、、、自分の手で布の移動速度を安定させないと縫い目の間隔が一定しません。
なので、縫い目を綺麗にそろえるには相応の練度、つまり、針の上下速度と布を送る速度を一定に保つ技術が求められますが難易度は相当高い気がします。
つまり、ただ縫えればOK!という場合には手軽でかなり役に立つ道具ですが、綺麗に縫う、という事は苦手というか、使い手の技術が求められる道具でもある、というのが感想です。
この価格でこの性能を安いと感じるか?高いと感じるか?は人それぞれだと思いますが、私の場合は頂き物なのでありがたく使わせてもらってます。
私がもし自分でお金を出すとすれば、もう数千円高くても、返し縫い機能と多少なりともステッチの種類を選べる機能があるものを選ぶとは思います。
まぁ、私の場合に限りますと、既にこのミニミシンを頂いてしまったので、新たに安いミニミシンを買う可能性は無いです。持って無ければ買ってたかも知れませんw
尚、私が持ってるこのモデルは、ACアダプターとフットペダル、それとボビンが幾つか付属してます。
さて、今回は縫えれば良いので、細かい事は気にせずにジャーっと縫っていきます。
色々と不満を書かせて頂きましたが、さすがに早い!!
下手糞なので縫い目が波打ちましたけどもw
2秒くらいで縫えました。革の手縫いだとこうはいきませんからね。
正面
前回の試作で、ヌメ革に刻印を押したロゴプレートを取り付けてはどうか?と思ったので、候補の場所にそれっぽい物を取り付けてみました。
裏側
ファスナーは、まず片側は最初にミシンでジャーっと縫ってしまったので、それは良かったというか、特に何の問題も無かったのですが・・・
反対側を縫おうとして・・・ミシンに通せないことに困惑。
かなり考えたのですが、ここからどうやればもう一方のファスナーを縫い付けられるのか?が遂に判りませんでしたw
しばらく状況が理解出来ず、ここからどうやれば良いのか?を延々と悩んでたのですが、このままではどうやっても無理だということで断念。
悩んでる時間が無駄な気がしてきたので、今度は下止めを外して一度ファスナーを分離してしまうことにしました。
これまで何度となく、ファスナーの取り扱いで痛い目に合ってるので、今回はよく調べてから挑みました。
検索してて見つけた、FASYENER MANIA様の動画を何度も何度も見させて頂き勉強させて頂きました!!
そのお陰で、下止めの外し方を学ぶと同時に、上止めやエレメント(ムシ)の綺麗な外し方も学べたのですが、今までファスナーの長さ調節にもたついてたのでホントにありがたいことです。
いや、マジで、凄く捗る様になりました!!
※それ以外にも勉強になる動画が盛沢山なので私の様な手芸の初心者は必見だと思います。
それと同時に、この、うっかり壊してしまったり紛失してしまう止め金具が、割と安価で売られてることも知りました。
いや、やはり何かに取り組んでるだけでも色々と得る事は多々ありますね。
手を動かさないと学べない!!という事ですね。
という訳で、アレコレとすったもんだの挙句、どうにか無事ファスナーの縫い付けが完了。
そもそもの正解は何だったんでしょうね?こっちは判らず仕舞いww
ミニミシンでの縫い作業ですが、反対側(上の写真の上側)は割と真っ直ぐ縫えました。
今後もそれほど使う機会は無いと思いますが、これも慣れてくるともっと上手に縫える様になるかも知れませんね。
尚、どんな感じになるか様子を見たかったので、表裏の両側にタグを取り付けてみたので、完成したら見た目を確認する予定です。
さてさて、スライダーを元に戻して、下止めを再装着することで強引にファスナー縫い付け問題を解決しました。
ところが、今度はDカンの取り付け方法で再び作業中断w
これはミニミシンでは縫えませんからね・・・
最初から縫える素材にすれば良かっただけの話だとは思いますが、ヌメ革で作っちゃってたのです。
仕方が無いので、この部分だけ手縫いすることにして、その部分以外は、ジャーっとミシンで縫ってしまいました。
やはり数秒で完了。早いw
ミシンの使い方に慣れる為にやってる訳ではなく、あくまでレザークラフトのデザイン試作な訳でして、これ以上の遠回りはそーっと避けて、今回はDカンの部分だけはさっさと手縫いにしてスルー。
そもそも実際には全部手縫いでやる訳ですからね。
そんなこんなで一応、完成!!
そして恒例の反省会。
んー・・・意外と悪くない気がしますw
始めて内縫いに挑戦した前々作、その失敗を反省しての前作と共通してるのは、漂うチープ感が拭えない、という部分ですがそれはこの際置いといて。
あくまで、個人的な感想ですが、ベルトのサイズ感を戻したのと、ロゴプレートを取り付けたことで、若干ですがゴツゴツ感が出て良かった様に思います。
今回使ったフェイクレザーの淡い水色と、革の茶色、橙色、カシメのアンティークゴールドという渋い系の色のミスマッチというか、ギャップが良いかもね?、という評価を家族から頂いたのですが、フェイクレザーの色の評価がメインになってる気がしてちょっと複雑ですw
本来は革で作るのですから、やはりこれはもっと革っぽい色で試すべきでしたね。
裏側も、個人的にはプレートがある方がゴテゴテしてて良いと思うのですが、これには家族の間で賛否があったので、一旦保留とすることにw
とりあえず、私的には、なんとなく「まぁいい感じかな」と思える物が完成しました。
【あとがき】
3回に渡って内縫いで作る小銭入れに挑んでました。
内縫いで作る作品の方が柔らかい感じというか可愛い感じがして、これはこれで楽しいと思うのでチャレンジしてみて良かったです。
とは言え、現時点ではこの内縫いの路線は一旦ここで終了して、次回からは再び外縫いの作品に戻ろうと思います。
敢えて右往左往してみることで、何か別のアイデアが出てくると良いのですがねw
ところでミニミシンのお話ですが、この玩具の様な格安ミニミシンは、意外に使えることが判りました。
私の場合ですと、今回の様に革の代用としてフェイクレザーなどの布を使っての試作用や、日常のちょっとした用途には充分使えそうです。
逆に言えば、私の技量では何かしらの作品作りには使えそうに無いです。
今の所、家族が普段使ってる手芸用のちゃんとしたミシンを借りて革が縫えるかどうか?を試す根性はありませんし、現時点ではそこまで興味も持てて無いので、レザークラフトに関してはこれまで通り手縫いです。
次回以降も引き続き、基本的なデザイン自体はこのまま踏襲しつつ試行錯誤してみようと思います。
  
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