パソコン記

2011.01.20

またも月日が経ち、遂に今年は地デジです。

アナログ放送の停波が決定しているので(まぁ、直前でどうなるかは判りませんがw)、
今年中にテレビの受信機は、全て地デジに対応させなきゃなりません。

つまり、『 地 デ ジ 化 』です。

ちなみに我が家は、紆余曲折がありまくったものの、家族が見るテレビ等は全て地デジ化済みです。

地デジ化に要した基本費用は、地デジチューナーを購入した¥5,000です。
これでメインのアナログテレビが地デジ化できました。

が、紆余曲折の部分で、途中でVHSビデオデッキ壊れたり、リビングの大きなフラットワイドテレビ(泣)が壊れたりで、結局、液晶テレビを買ったり、HDレコーダーを買ったりで、テレビ関係で大きな出費となりました。
もちろん、これは結果的に更なる地デジ統一には大きく寄与しましたが、基本的には不要な出費です・・・

さて、そんな地デジ化の波に乗り遅れていたメインPC

流石にこのまま放置できませんし、「パソコンでテレビを見るなんて一生ない!」と馬鹿にしきってた割りに、実際にテレビチューナーを取り付けてみると、もうパソコン触りながらテレビというのが常態化し、テレビ無しでは生きられなくなってしまったので、なんとかすることにしました。

しかし・・・テレビを見るといっても、NHKのドキュメンタリーか、釣り番組や深夜番組の録画くらいですよね・・・
もう、普段の民放のワイドショーや報道番組、バラエティーのレベルの低さ加減には呆れ果てて、まず見ることはありませんね。

さて、今回のパソコンの地デジ化に際し、色々と不満はあるものの使い慣れてる、という理由から、前回のエピソード15 I・O DATA GV-MVP/TZ 導入話で導入し、その後、ずっと使ってる I・O DATA GVシリーズ を選びました。


さて。

届いた商品の箱横の小さな文字を何気なく読んでいたところ・・・

動作条件の欄を見て・・・orz

Pentium Dual-Core E2180(2.0GHz)以上
Core 2 Duo E4400(2.0GHz)以上
Core i3 530(2.93GHz)以上


私のメインPCは2006年末に購入のPentium4マシンです。ええ。
いつの間にやら5年目に突入してたのでしたw

ただし、思いっきり仕事で使ってます。画像加工だってガンガンやってますが、全くなんの不満もございません。 ええ。
微塵たりともありませんが。

このPCは、動作条件を満たしていないことが判明・・・orz
最低でもデュアルコアなスペックが必要なのでした。

いや〜もっとちゃんと調べて買えば良かったですね^^;
しかも、各メーカーとも、こういう間違いが生じないよう、ちゃんとチェックツールを配布してくれてたりします。
それを使えば、すぐに判る話だったのです。。。ちなみに、判定は「×でした・・・

・・・そうなんですが、正直、メチャクチャに不愉快なことは事実ですw

はい、返品。 生まれて始めて、買ったものを返品しましたw
もっと言いたいことはあるのですが、ググってもらえば判るので止めときましょう。


さて、そんなこんなで、長らくお世話になったI・O→BUFFALOへ寝返りまして。

BUFFALO DT-H11/U2 を購入。(約6,500円)

ちなみにこちらの動作条件は、、、

Celeron D 351、AtomN270、Sempron2800+と同等以上

今度は購入前に確認しました。チェックツールでは」判定ではありましたがw


特に支障もなく配線完了。視聴の前にチャンネル情報を受信します。

     ん?
         ん  ん  ん  ???


NHK総合
朝日放送
サンテレビ(越境受信なので仕方がない?)

が受信できないようです。

え?

同じアンテナで受信してる、我が家の全テレビ達は普通に受信できてるのに???

一応、まだ現役のI・O DATA GV-MVP/TZさんとアンテナ線を分配しちゃったからかな?と思い、直結にして実験。

NHK総合→ブロックノイズ&音声途切れ→視聴不可
朝日→音声ブースト機能を使えばなんとか見れるかも・・・いや無理→視聴不可
サンテレビ→チャンネル情報受信できず。

なんじゃこれ?

但し、これはデジテル放送ゆえの問題である可能性大。アナログならノイズまみれでもなんとか映ったりするのですが、デジタルは、そもそも映らなくなったりします。ま、要するに電波が弱いのです。

そんな場合の対処方法を検索してると、アンテナを買い換えろだの、ブースターは役に立たないだの、 ネガティブな話ばかりが目に入りますwww

が、ここで目をつけたのが、その「ブースター」なる機械です。

これは、弱い電波を増幅してくれる機械で、実は我が家はアナログ放送が満足に受信できない状況だったので、10年以上前に屋根アンテナの直下にブースターを取り付けてもらってます。
ちなみに、今となってはVHFとUHFの設定がどうなってるかも確認できません。(屋根に上がる手段がないのです・・・)

しかも、そもそも他の部屋のテレビ達はちゃんと受信できてる訳で。

ネット上でやたらめったら見かけるネガティブ情報をよそに、何とか手間隙掛けずに解決しよう!と決心w
アンテナ取り替えるだとか、アンテナ直下にブースター取り付けて調整するだとか、屋内配線見直すだとかは、できれば誰でもやると思うんですよ?

しかし、それが出来ない、あるいは物凄く手間隙費用が掛る、という場合を解決してくれる情報が欲しいのですが、そういうイレギュラーかつ個々の状況環境が異なる問題については、なかなか有意義な情報など有り得ませんのです。

 

家電量販店を3つも周り、散々に悩んだ挙句、屋内用ブースターを選択。

YAGI HR-SW-35-B 
(約9,000円)


調べていくと、ちゃんと「屋内用ブースター」という製品が市販されてました。

ブースターという機械の性質を考えると、当然ながらできるだけアンテナの直下に設置し、受信した電波を増幅させた後に、分配するなり引き回し配線するのが基本かと。逆にテレビ等の受信器直前で増幅すれば、既に弱りきった電波であることはもちろん、途中経路で入ったノイズ等も一緒に増幅することになるので、よろしく無い訳です。

電波が弱い地域の場合だと、当然ながらこういう工事が必要になるかと。

ですが。

先にも書いた通り、それが簡単にできれば誰でもやってる訳でしてw 個々のケースによって、対処は異なってくるので、自分でなんとかしようとすれば、自己責任&自力オンリーで解決するしかありません。
 「室内ブースタ」

 こういうのを求めてたのです!!
 昔のラジカセっぽい見た目ですw
 壁のアンテナコンセントと短いケーブルで接続。

出力は2メートルほど引き回した後で分配器で2つに分けて、1つをアナログチューナーへ。

もう一つを、今回のデジタルチューナーへ。


ブースターはアンテナ直下につけねば無意味だとか、ブースターはノイズも増幅させて云々かんぬんという情報は、完全無視(いや、それらの情報は正確であり、私の判断と行動が異常なのですがw)し、黙々と設置。

UHFのみMAXでブースト。


はい。


全部のチャンネル情報が無事取得され、映像も音声も全く無問題です!!

こうなると「やっぱ地デジって良いなぁ〜・・・w」という適当な感想を抱いてしまう小者な私でしたw
いや、しかし映像は今までのノイズだらけから一転して、非常に美しい映像になりました。

ちなみに、このBUFFALOのデジタルチューナーの性能の全てを発揮してないにも関わらず、です。ちゃんと発揮させるためには、やはりパソコン側のスペックを上げねばなりませんw が、パソコンでみる地上波テレビにそんなクオリティーは望んでないのでどうでも良いですw


はい。見事解決〜w (合計で¥15,000ほど掛ってしまいましたが・・・)

全チャンネルが快適に視聴できるようになりました。