パソコン記

<2000年頃のお話です。>

 


 自宅マック3代目となるマシンを中古(それまでも全て中古ですが)で購入しました。

Apple Macintosh Performa6310

OS:MacOS8.0
CPU:PowerPC603e 100MHz
HD:1GB(外付け1GBで合計2GB)
RAM:32MB(後に64MBに増設。)
CDD:4倍速×1
FDD:×1

付属
Apple Multiple Scan 14"
NonBrand StereoSpeaker

 こいつは初めから大人しいマックで、全く問題を起こしません。ま、自分で言うのも何ですがマックの扱いに完全に慣れたのでしょう。(元々安定した設計なのでしょうが。)お陰で現役です!

 さて、私は一身上の都合でそれまで勤めていた会社を去りましたが、その際、当時の上司から自作機のPC/AT互換機を頂きました。自宅では初めての、そして会社では使い慣れたWindowsマシンが登場しました。もはやパソコンでインターネットを使用するのが当たり前となっていた私は、Performaの28.8kモデムの速度にやや不満を抱いておりました。会社はISDNでしたから。

 マックで33.6kの外部モデムを使っても良かったのですが、 Performaには28.8kの内蔵モデムがあり、これまでの経験から、純正のものがあるなら純正のものを使うのが賢明、という哲学を持っており、しかも28.8kと33.6kにどれ程の違いがあるとも思っていませんでしたので、33.6kモデムはお蔵入りしていたのです。しかし、新たなパソコンの登場で、再びこのモデムが必要となりました。

 モジュラーを分岐させ電話とマックとウィンをそれぞれ接続しました。私は基本的にマック派だったのでマックからIE関係のアプリを完全に削除していましたが、会社で使い慣れたIEの魅力に負け、今更、マックにIEを入れる気にもならなかったので、自宅のメインマシンもこのウィン機になってしまいました。

NonBrand(自作機)

OS:Windows98
CPU:AMD 200MHz
HD:1.3GB×1
RAM:64MB
CDD:32倍速×1
FDD:×1

付属
MAG 15"MultiScanDisplay
HUCOM EX-33.6


 しかし・・・ある休日の午後。

 いつもの様にウィン機でネットサーフィン中でした。

 「プシュン・・・」という音と共にウィン機が何も表示しなくなりました。

 私は経験上、「ハハ〜ン、またディスプレイがぶっ壊れたな?」と考えました。もちろん、その時点でかなりブルーが入ってはいましたが。以前にもこのディスプレイは2度の修理経験がありますので、その時の詳細を聞こうと、以前の上司にメールで問い合わせたり、以前の勤め先で家電の修理に関して詳しいサービスマンに教えて貰ったことを思い出しながら、自分での修理に時間を費やしました。

 その結果、ディスプレイには何の落ち度もありませんでした。やがて認めたくはなかったのですが、パソコン側に原因を求めました。そして判明しました。何らかの原因でCPUの冷却ファンが壊れ、CPUがオーバーヒートによって飛んでいました。「おいおい・・・・。」私は失業中でした。