パソコン記
エピソード41
2020.01.11

〜Win7 終了 SSD導入 準備完了



 今回も、話を整理するとこからw 


● Windows7のサポートが切れるので、Windows10へとアップグレードしなくてはならない。
 →ゴールはココ。

● その作業の前に、万が一に備えてシステムのバックアップを取る必要がある。
 →今回はココ!

● ところが、メインマシンが不調で、一回もまともにバックアップが取れてない。
 →今回はココ!

● その上、システムが不安定になってきたので、エラーを抱えてるハードディスクを交換する必要がある。
 Dドライブ換装済み。

● メインマシンはもう長年ですが、再起動に30分ほど掛かってるので、OSをアップグレードするにあたって、CドライブのSSD化もやりたい。
 →今回はココ!

● それら一連の作業中は仕事が出来ないので、一時的に代打を任せる為のマシンが必要で、そのセットアップもしなくてはならない。
 前回、セットアップ作業完了済み。
 



 メインマシンの電源を落としても大丈夫な環境が整ったので、次の作業に移ります。

 尚、Windows10へのアップデートが必要なマシンは、メインマシン(Win7Pro)、子供1号マシン(Win7Pro)、子供2号マシン(Win8.1home)の3台です。


【今回も目次あり】


 ・E402WAの準備の仕上げ

 ・バックアップ作業の再開

 ・SSDへのクローン




まず、メインマシン停止中のサブマシンとしてOSのセットアップが完了したASUS E402WAですが、必要なアプリを入れていきます。

 ・FFFTP → 設定をエクスポートして、インポートで完了予定。
 ・TeraPAD → 新しくダウンロードしてインストールで完了予定。
 ・Firefox → ちょっと調べてみます。
 ・Thunderbird → ちょっと調べてみます。

 こいつらをインストールした後に、設定をそのまま完全移植しようと思います。

 まずFFFTP

 メインマシンでエクスポートした設定ファイル FFFTP-Backup.ini を、E402WAにコピーして読み込ませるだけですね。

 はい!読み込みません!w


 ・・・早速ですねw


 いきなり面倒な事になりましたが、とりあえずバックアップファイルである「FFFTP-Backup.ini」が読み込めない状況について検索。

 なんと、今までこれで大丈夫だったのですが、「FFFTP.reg」でないと駄目なケースがあるらしいとの事。原因はまたその内に調べるとして、早速、FFFTPの設定を変更して、「.reg」でバックアップを行った所、E402WA側でちゃんと読み込めました

 FFFTPの環境移植は完了


 TeraPADはインストールするだけ。はいやりました!問題無し。完了。


 次に、Firefoxの設定移植をしようと情報を検索。基本的にThunderbirdも同じです。


 Profileの中のランダム文字列な名前のフォルダを移植すればOKとの事で、いつものAppDataフォルダーCドライブ/ユーザー/実際のユーザー名/AppData/Roaming)の中を漁って、Mozillaフォルダを発見します。


 ThuderbirdはThunderbirdフォルダがありますが、FirefoxはMozillaフォルダの中にFirefoxフォルダがあります。コレ、なんでなのでしょうかねぇ?

 この中のProfileフォルダの中のフォルダをコピーして移植すればOKなのでコピー。

 で、E402WA側を見てみると・・・


 う〜む・・・


 何故だか知りませんが、Profileフォルダの中に異なった文字列の名前がついたフォルダが既に3つ存在してますね・・・。一応、Profile.iniを覗いてみると・・・確かに、それぞれ記述がありますが、どれがどう設定されてるのか調べるのが面倒ですw

 メインマシン側の設定は一つなので、これE402WAに読み込ませればOKという事らしいのですが・・・。

 E402WA側のFirefoxのヘルプ→で、そのマシンのFirefoxが使用してるProfileの中のフォルダ名が確認できるので、そうやって確認したフォルダ名を採用することに決定。

 一旦、E402WA側にある、使用されてるであろう、フォルダをリネームしてから、メインマシンからコピーしてきたProfileの中のフォルダの名前をリネームする前のフォルダ名変更。これで恐る恐るFirefoxを立ち上げてみると!


はい。完了です。

 一応、敢えて解説しますと、、、ランダムな文字列のフォルダ名を適当に使って説明しますとですね、、

 元からあったフォルダを仮にcus7s5u.defaultフォルダ”と仮定して、そのcus7s5u.defaultフォルダの名前を変更して2020_cus7s5u.defaultフォルダとします。実際は何でも構いません。

 で、メインマシンから持ってきたvf87dc.defaultフォルダをコピーして、cus7s5u.defaultフォルダ(元からあったフォルダと同じ名前)に改名します。

これで、メインマシンにあったvf87dcosy.defaultというフォルダが、E402WAの中で、
cus7s5u.defaultという名のフォルダとして扱われる、

と、こういう事ですね。めちゃめちゃ判り難い説明ですがw
(※ここでのフォルダ名は適当につけてますので要注意です。)


ThuderBirdも同じ構造なので、全く同じ様に作業を進めます。ただ、このままだとCドライブにメールが保管され続けてしまうんですよね・・大した問題では無いですが。


ま、その件は後回しにして、とりあえず、E402WA側に最低限の環境を移植するのが最大の目的。やるしかありませんw

ThunderBirdの場合、動作確認の為に立ち上げた瞬間にメールの送受信が行われてしまい、メインマシンと差異が生じてしまうので、E402WA側を一時的にネットから切り離して作業を行います。

さて、Firefoxと同じ作業を行って、ネットから切り離した状態でThunderBirdを起動!


・・・あれ? ん?? ・・・んんん???


 ・・・ん〜・・・Thunderbirdが立ち上がりません。。


もう一度起動!・・・??? 何故か起動しません。


この方法だと駄目なのかな??んー・・・どうしようか??



本当に起動してないのか、タスクマネージャーで確認してると・・・はい。その頃になってノロノロと立ち上がって来ました

なんせ非力なCPUと貧弱なメモリなので、これくらいは辛抱しなきゃですね^^;

ちなみにですが、一回目こそ立ち上がりに時間が掛かりましたが、以降はスムーズに立ち上がってくるので、最初の最初だけの現象だった模様です。

一応、これで作業は完了ですが、ネットに繋ぐ前にE402WA側の全てのメールアカウントの設定を、「メールをサーバーに残す」の設定に変更しないと、これまたメインマシンと差異が生じてしまいますので、この時点ではまだ動作確認までは出来ません。

大量のメールアカウントを管理してるので時間は掛かりましたが、全てのアカウントの設定を変更してから、一度、Thunderbirdを再起動し、設定をもう一度確認してから、ネットに接続。そして動作確認! OKでした!

ただ、微妙に・・・何かメッセージフィルターの挙動がちょっと違う感じなんですけどね。。。ま、緊急避難なので無視しますw

 やれやれ、これで、メインマシンの電源を落としての作業に入れます。この作業は、このお正月の休みを利用するしか無く、その為に色々と準備を重ねてきたのはその為です。




 ここで、再び一度中断したCドライブのバックアップ作業を本格的に再開。

 エラーとして吐き出されたファイルですが、ちゃんと調べた結果、Windows Live Mail に関するファイルでした。



 ・・・・おいおい・・・どんだけ邪魔するんだよ、この糞ソフト!チッキショー!(ガチ切れw)


 ・・・おっと失礼w でもマジで怒るだけの理由があるのですw


 Windows Essentials 2012 の残骸が残ってた結果、LiveMailの亡霊に祟られ続けてバックアップに失敗してた様です。本当に迷惑なソフトですね。

 なので、今度こそしっかりアンインストールしました。




 それでもまだバックアップが正常に終了しませんw



 うんとこしょ!どっこいしょ!それでもバックアップはできません・・・


絵本の「おおきなかぶ」かよw



 次第に時間の余裕が無くなってきたので、遂にここで思い切ってバックアップ作業を完全に断念することにしました。結構な根性を必要とする決断ですが、このままでは埒があきませんからね。



 という訳で、ここで作業を一歩前進させ、メインマシンのCドライブのSSD化を実行することに。

 Cドライブに使うSSDは、さすがに何でも良くは無く、一番信頼性の高いと評価されてるIntel社のものを選択。WDとかSundiskよりも割高です。



 ここから、メインマシンの電源を落としての作業に突入します。

 まず、Cドライブを本体から外します。メインマシンの内蔵ディスクは、内蔵ディスク用のスロットに専用アダプターに取り付けた状態で差し込むタイプ。




 まずは、以前にDドライブのクローンに失敗した、SANWAサプライCVIDE4CドライブとSSDを直接接続してのクローン化に挑みます。



 これも、既に経験済みなので焦らずにやれましたw


 うん。予想はしてましたが、速攻で失敗。結局、クローン化という意味ではCVIDE4は使い物になりませんでしたw

 但し、購入仕立てでフォーマットされてない剥き出しのHDDやSSDを、パソコンに繋げてコントロールするには、何かしらインターフェイスが必要な訳で、こういうタイプの電源&コネクタ付きケーブルには助けられました。


 決して高額な物では無いので、まぁまぁ納得という所でしょうかw


 結局の所、Cドライブが抱え込んでるエラーが原因なんだろうなぁ?とは思うのですが、検証しようが無いので頭を切り替えていきます。

 物理的に繋げてのクローン化を諦め、ちゃんとクローン化を実現してくれる優秀なソフトが無いものか?とネットで情報を漁ってると、EaseTodoBackup というフリーソフトが絶賛されてたので、とりあえず挑戦してみることにしました。


 正直、別に無料ソフトに拘った訳ではなく、評判の良いソフトという事を重要視しましたが、結果的には、検索で引っ掛かってくるのは無料ソフトばかり。なのでそれを使うことに。


 その前に、新品のSSDですが、CVIDE4を使ってメインマシンに接続して見て見ると変な構成になってました。なんでこうなったのかは不明ですが、たぶん、CVIDE4でクローンしようとした結果でしょうね。


 SSDのフォーマットとか、E402WAで実際に経験しておいたお陰で、ここで変にまごつかなくて助かりました。


 では、SSDをフォーマットし直して EaseTodoBackup でクローン化に挑戦します!


 操作は見たままで、ソース(コピー元)とターゲット(コピー先)のドライブを選択して実行するだけです。はい。








・・・そして。









うん。やっぱりエラーw



パソコンって面倒ですね・・・



 エラー内容からして、やはり、Cドライブに何かしらのエラーがあるので、次ぎはエラーを起こしてる部分を避けてクローンしてみます。

 エラーのあるセクタを見つけながらコピーする、というセクタバイセクタ方式なるモードが用意されており、それで実行するよう促されたので、それを選んで再トライ。







 
が、やはり途中でエラー・・・



 今度はリソースが足りない?なんで?と、SSDの中身を見て見ると、またもや変な構成になってます。100MBしか使える領域がありません

 これは、Cドライブにもある領域で、そこだけコピーされて残りが未割当領域として残されちゃった結果なのでしょうね。




 気を取り直して、改めてフォーマットし直してもまだエラー。



・・・なんだよ、これ?w



 ここから全く進めなくなりました。

 あれやこれやで悩んだ揚句、更なる情報を求めてネットの海へ。今度は EaseTodoBackup に関するネガティブな情報を敢えて収集。

 ええと・・・EaseTodoBackup 無料版 ver.12 からは、クローンが作れないとの報告あり。



・・・おいおいw



 更に、コピーするドライブにエラーがあると、クローン化に失敗する可能性が高い、との情報も発見。


 ええと・・・あくまで一般的な話ですが、ドライブの調子が悪いからこそ、ドライブの換装が必要になり、クローン化という作業が必要になるんだと思うんですがねぇ・・・


 だけど、エラーがあるとクローンできない。う〜ん・・・モヤモヤしますね〜w


 さて、調査した結果というか、随分前からやろうとしてやってなかった手段を使う事にしました。

chkdsk (チェックディスク)


 このドライブのエラーは、コマンドプロンプトでchkdsk(チェックディスク)を走らせるとかなり解消されるらしいのですが、この作業もめっちゃ時間が掛かるので、またもやスケジュールを立てて行う必要性が出てきました。


 ちなみに、チェックディスクですが、色んなサイトを参考にさせてもらったのですが、チェックディスクに関しては、

チェックディスク否定派:データ損失の危険があるのでやってはいけない。

チェックディスク肯定派:破損個所を飛ばして正常化してくれるので必要。

チェックディスク無視派:やっても何の意味無いからやるだけ無駄。

 という、3つに分かれてる様ですね。たぶんどれも正しいんでしょうけど、チェックディスクしなくてはならない状況に追い詰められてる場合、やるしかないんじゃないかな?と思うんですよね。

Dドライブのエラーの際は、パソコンの電源を入れたら勝手にチェックディスクが始まったぐらいでしたしねw

 更に、ネットで漁った情報によると、EaseTodoBackup と並んで無料クローンソフトとして双璧を為すもう一つのソフト、AOMEI Backupper Standard というのがありました。

 AOMEI Backupper Standard というソフトを試してみることに決定。


 ちなみにですが、あまりにも多くのサイトで褒めちぎられてるので、ステマ的な何かだと、私も思いましたし、同じ様に不安に思って、敢えて使わないという選択をされてる方も数多くいらっしゃったので、このサイトでは敢えてリンクは貼りません


 私がやってみた結果と感想のみにさせて頂きますw


 正月は完全に仕事が無いと判ってるので、正月休み返上で、まずチェックディスクを敢行。ほぼ7時間掛かって無事完了。




 この状態で、一応、念の為にCVIDE4を使ってのクローンを試みるもやっぱり失敗w


 ・・・CVIDE4って、本当にクローン化できるのか疑問になってきましたが、もうこの件はどうでも良くなってますので、さっさと諦めて次の作業に。

 今度は、AOMEI Backupper Standard をダウンロードし、使ってみました。




なんと!

何事も無く無事にクローン成功!





 スクリーンショットやディスプレイの撮影が出来なかったので途中経過の画像が残ってませんがw

 操作も超簡単。というか、EaseTodoBackup と大して変わりません。

 ええ?ナニコレ!めちゃめちゃ超優秀なソフトですやん!!

 しかも無料!!!!


 それでも、まだ実際に換装してみないと評価は判りませんよね。。




 SSDの取り付け用に、念の為買っておいた2.5インチ→3.5インチの金属製アダプター。

 正直、このアダプターが無くとも、我が家のメインマシンのドライブアダプターに直接取り付けは可能ではあったのですが、直接取り付けると、SATAケーブルと電源ケーブルが差し込めなくなる構造でした。

 で、このアダプターを買っておいて良かった!と思ったのですが、このアダプターを使っても結果は同じw

 だけど、このアダプターを工夫して使えば、専用アダプター側にも何とか取り付けて、ケーブルも接続できることを見出しました。なので結果オーライww



 アダプター同士をずらして取り付けるので、ネジが余りますが、SSDは回転ディスクでは無いので問題は無いと判断。しかも、マシン側の樹脂製のアダプターに直接取り付けるより、買っておいた金属製アダプターを噛ませたほうが、ヒートシンク代わりになって、SSDの放熱にも役立つかと。


 遂に、長年お世話になったCドライブを外し、クローン作業の時点ではOドライブになっていたSSDをそのまま取り付けて起動!




おお!めっちゃ早いやんっ!!



 今まで30分掛かってた起動が、1分くらいで完了!!www



 いやいやいや何じゃコレww まさしく爆速!!


 「すんげー!早い!」としか感想が出てこないですねw


 という事で、残すは最終課題。


 Windows10へのアップグレード作業




 しかし、遂にCドライブを換装したので、ドライブのエラーは無いハズですよね?

 今度こそWindowsBackUpが正常に終了するかどうか?テストしてみました。




 うん。今まで一晩掛かって失敗してたBackUpですが、たった2時間で正常終了w



 SSD、凄い!w


 というか、初めて何の問題も無く正常に終了しました。

 よし、また一つクリア!では、最終目標のOSのアップグレード作業です。

 


 これで全ての準備が出来ました。

 いよいよ、Windows10へアップデートしていきます。

 次回、遂にゴールです。