番外編〜戦艦大和
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番外編〜戦艦大和

☆TAMIYA 1/350☆

上は、広島の呉市海事歴史科学館にある「大和ミュージアム」へのリンクです。実際に見て頂ければ、一目瞭然ですが、展示されている1/10サイズの戦艦大和は圧巻です。

また、映画「男たちの大和」に使用されたロケセット”原寸大大和”が、広島県尾道市向島町の日立造船西工場跡地で一般公開されておりました。(展示期間は終了・・・残念です)

いやぁ、実に見事な展示かと思います。正直、機会があれば絶対に見に行きたいです。何故なら?
これほどの建造物(例え、それが兵器であったとしても)が実際に存在した、ということ自体、畏怖を感じます。

さて、ま、特別、私は「戦艦大和ファン」という訳ではありませんし、もちろん、「艦船ファン」でも、兵器オタクでもありませんが、非常に個人的な事情から、今回、この「戦艦大和」のプラモデル作成に挑戦することになりました。
 で、その依頼品の箱が↑です。1/350 TAMIYA 戦艦シリーズNO.14 日本戦艦大和(やまと)というキットです。
この箱の大きさですが、縦25cm×横76cm×高7cmという巨大な箱なのです。

なんでこんなにでかいかと言いますと・・・。
 それはもちろん! 本体がでかいからに他なりません┐(´ー`)┌

上の写真は、甲板の色を試してみたくて、とりあえずサッとスプレーしてみただけの甲板前部・後部と船底パーツを組み合わせてみた状態ですが、ええと、全長75cm・・・orz
一緒に写っている1/144のザクの身長は約12cmです。ではパーツ構成を見てみましょう。

 ぎえぇぇぇ!!!(((( ;゚Д゚))) どう考えても「大杉」です。

が、まぁ、何事もやる前から挫けては先へ進めませんので(・・・何気に勝手な理屈をこねましてみたかっただけですが。)
早速、作成開始です。

まず、作成方針を決定しておきます。これほど巨大なプラモなので、途中で方針変更とかすると、恐らくは多大な時間やその他の被害がでる事が予想できますので、最初にがっちりと決めるべきでしょう。

今回の私の方針→
@全塗装。(当たり前か・・・)
A無改造。(たぶん、できないし、何をどう改造するかも判らない・・・)

なので、戦艦大和を調べていく内に出てくる「様々な時代考証」に合わせたりしませんので悪しからず(^-^;

【作成開始!】

・全てのパーツにスプレーで塗装を施します。(はい。筆塗りなんてとても無理。でかすぎます。)

大和は呉海軍工廠で建造された艦なのでグレイの部分は
TAMIYAカラー:TS-66(呉海軍工廠グレイ(日本海軍))での塗装となります。

このページを、このキット作成の参考?にしようとお考えの方、グレーは一本では足りないことをお知らせしておきます。

この作業が完了した後、グレーで残す部分を全てマスキングし、その他の色をこれまたスプレーで塗装していきます。

問題は・・・そのマスキング作業です(((( ;゚Д゚)))


 甲板前部です。主砲2門と副砲、機銃台座、その他の様々な構造物がありますが、それら以外、つまり「大和の甲板」は板張りなので、その部分を「木甲板色」を塗装する訳です。そこでこれら構造物にマスキングを施し、最初に塗装したグレイが残るようにする訳です。

板張りの部分
TAMIYAカラー:TS-68(木甲板色)

正直、甲板前部のマスキングも相当つらい作業です。
丁度、写真の上部で切れてますが、主砲より前に小さな構造物群があって、これらにマスキングを施すには相当の忍耐力と根気が必要です・・・orz




 ←の写真で、その主砲前の小さな構造物群がお判りになるかと思います。
この状態で、甲板前部ほぼマスキング完了です。

・・・そして甲板後部へと・・・
 ・・・・・・゚・(ノД`)・゚・。 

ま、ざっとこんなもんです・・・

1時間以上は格闘しましたかね・・・

ガンプラじゃないのでアレですが、

「色の違うパーツは別パーツに分けて欲しいとです・・・」

↓を見て頂くと、左側の甲板前部の主砲前面に配置された小さな構造物群が確認できます。
また、右側の甲板後部に所狭しと配置されている機銃の台座、艦橋部分の大きな構造物の中に残されている木甲板部・・・。このキットを作成する他の人は、こういった塗装に関するハードルをどう乗り切っているのでしょうか?

正直、私にはこの方法しか思い浮かびませんでした。



そして、艦底です。

TAMIYAカラー:TS-33(ダルレッド) をスプレーします。


で、ようやくマスキングを終えました。

しかし、幾つか非常に気になっている点があります。
それは・・・甲板が前後2分割というパーツ割になっている訳でして、当然、この結合部分には、それと判る「隙間」が残ります。

ブリッジも縦に2分割されているようですが、この辺はどうにでもなるかと思うのですが、この甲板の隙間はどうやって解決すれば良いのでしょうか?もちろん、パテで埋めていくのでしょうが、大和の甲板は木甲板なので、板目が縦筋となって、いわゆる「フローリング仕様」なのです。パテで隙間を埋めると、この板目も消してしまいます。

実際、木甲板色をスプレー塗装した後に前後パーツを組み合わせて見てみましたが、予想通り、かなりの隙間が生じます。・・・さぁて・・・どうするかなぁ・・・・・???

ちなみに「宇宙船艦ヤマト」はどんなんだったっけ?という人へ。

コチラ(画像検索)で見れます

一番上の1/10の大和と比較してみて下さい。

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