番外編〜戦艦大和
>>3日目




番外編〜戦艦大和

☆TAMIYA 1/350☆
 
前回、悩んでしまいそうになった、作る順番ですが、その後、本来の私の「作り方」である、「感に頼っての行き当たりばったり作戦」に切り替えました(゚∀゚)アヒャヒャ

つまり、もちろん!後先のことは充分考慮しながらも、できるだけ「見た目」で完成に近づくことを重要視する方針。

なので、スクリューとかはやっぱ後回しで、早速、主砲に取り掛かりますた。
 
写真は一番前の主砲です。

手を着ける直前まで、「多少は塗料の塗りなおしがあるかもね♪」、しかし「ま、パーツを接着していくだけやし・・・」と、非常に安易に考えていました。

実際にパーツを観察しますと・・・主砲→砲身に穴が空いてません・・・orz
いやいや、そりゃぁ、もっと小さなキットならば、それでもええですが、こんなでかいサイズのキットで、「当然!!空いてる
べき所に穴が空いていない!つまり、例えて言うならば、原寸大のピストルの模型の砲身に穴が空いてないのと同じ程の衝撃なのです。そりゃぁ、直径約2mmの砲身の真中に、正確に1mm〜1.5mmほどの黒い点を塗装できる人は、問題ないでしょうが・・・

で、考えた挙句、上記の写真にあります通り、家中の工具をひっくり返して、探し出した、極細のマイナスドライバー(手前)と、眼鏡用に買っていた3mmくらいの精密ドライバーを利用することにしました。


左側の赤い丸に囲まれている砲身は、極細マイナスドライバーで、真中に穴を空けた後、プラスの精密ドライバーで、
地道に穴を拡大し、何とかそれらしい開口となった砲身です。

写真がこれ以上、接写できないのでよく判らないですが、比較対照として、右側の黄色い丸で囲ったパーツは、加工前の状態です。

ちなみに3枚のお皿に乗っている理由ですが、大和の主砲の砲身は、「右・真中・左」の3種類に分かれますが、現時点では、最初の主砲に取り組んでいるにしか過ぎません。
しかし、主砲は合計3つ。なので、同じ場所に組み込まれる砲身ごとに、一気に作成している訳です。

で、お皿毎に、右砲身皿・真中砲身皿・左砲身皿に分けているのです(・∀・)



 完成した主砲A(最前列の主砲)。
写真のピントが合わないのですが、一応、3門とも、ちゃんと穴を空けますた・・・。

作業中の一コマ。( ´_ゝ`)ノ

 それぞれ、塗装も終り、接着完了!!

しかし・・・小さな物を写真に撮るのはムツカシイ・・・

 正面から!!

砲門が黒いのは、非常にデリケートな作業によって、
直径約2mmのパーツに、1.5mmの穴が空いている証拠です(。・ω・)ノ゙
こういう所で、手先の器用・不器用が判別されるのでしょうか??私の感想というか経験では、「集中力」と「洞察力」だと思っています。

「集中力」=文字通り、物事に集中。
「洞察力」=「どうすれば目的を果たすことができるか?それを行う為に、何をどうすれば良いか?」が問われるのではないか?と。

ちなみに、これは最前列の主砲の制作報告でして、2番目の主砲、後部の3番主砲は、それぞれ、異なった構造な訳です。

例えば、この1番主砲のすぐ後ろに2番主砲が有り、その砲身が、この1番主砲の上に掛かりますので、この1番主砲には、あまり余計なものがありません。

が!

2番と3番の主砲の上部には、2機の機銃が装備されているのです。

そして、それぞれ、直後ろに副砲がある訳です。

ま、正直、似たような作業を繰り返す訳ですが、その結果、前部の主砲2門と副砲1門を納品(笑

本当は次に単装機銃を始めとした、甲板前半部分の、細々とした装備を行うのですが、後回しにします。

で、次回より、甲板後部。そして、いよいよ艦橋(ブリッジ)とその周辺の構造物へ入っていきたいと思います。