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既に、作品作りのクライマックスに突入しています。 【目次】
角にあたる部分には、それぞれ異なったパターンで菱目打ちを行いました。 そもそも最終的に、角を落すのかどうか?を決めていませんでしたw 四本目である程度の跡をつけてから、間隔調整で二本目や一本目も使いながら、間隔が違ってるのが目立たない様に菱目を打ち、最終的には、やはり菱ギリで穴を貫通させていきました。 くどい様ですが、ここがこの作品の顔です。
どうにか縫い終えました。 縫い目を馴染ませてみたのですが、まぁまぁ良いんじゃないでしょうか。 という訳で、正面と背面に関しては、一応は縫い上がりました。 以前、このメインポケットの背中部分の大きさを合わせようとして、適当に切ってしまって、革を無駄にしてしまいました。
大きさを調整した茶色のヌメ革を貼り合わせていきます。 しっかり接着してしまえば、あとは縫うだけです。 下の写真ですが、矢印が示してるのは何でしょうか? 本来であれば、そこにある筈の無い、菱目打ちの跡です。 ん? どういうことでしょうか? いやー、実に出来心といいますか・・・なんでやっちゃったんだろうか・・と、多少は後悔しているんですよねw 何をやったかと言いますと、今回の作品では、透明セルは全て接着で終える予定だったのです。 ところが、ここに来て、このメイン部分に張り付けた際、縫うためのスペース、つまり、縫い代があることに気が付いちゃったんですよね・・・ 縫ってみようかなー?という出来心が芽生えてしまい、透明セルの下端に菱目を打ってみたくなったのでしたw やっぱ、透明セルは縫い付けれるのであれば縫い付けた方が良いとは思うのです。ただ、綺麗に縫えないのであれば、接着も有り、と思ってるのです。 で、縫えそうな気がしてしまったんですよね・・・ここへ来てw しかし、ちゃんと決心しないままだったので、何となく打って見たくなった時点までは良かったのですが、勢いで印を付けてしまってから、あーもう後戻り出来なくなってるわ・・・と気が付いた、という次第です。 レザークラフトは、革に不可逆的なダメージやキズや染みをつけてしまうと、絶対に後戻り出来ない、という事が多々あるので、この辺はプラモデルよりもずっとシビアだと思います。 プラモデルは、なんじゃかんじゃ言っても、まぁまぁリカバリーできちゃいますからね。ほとんどの場合、やる気があるかどうかの問題です。 ここの部位に関しては、菱目打ち機は全く使わず、完全に手作業で、慎重に菱目を開けて行きました。 特に、透明セルに穴を開けるに際しては、慎重に慎重を期して、菱ギリで確実に貫通させていきました。 以前の失敗を繰り返さないように、慎重に透明セルに菱目を打ち終えました。 無事に菱目を打ち終えました。 かなり正確に穴が開きましたが、穴の大きさそのものはかなり小さいです。 菱目打ちで直接開けると、穴が大き過ぎて透明セルが破壊され、ボロボロになってしまう、という経験をしてますので、菱ギリの刃先が出る程度に抑えました。 マチ部分ですが、かなり狭くなりそうですね・・・ これ、縫えるんでしょうかね・・・?w まずは、透明セル部分を縫ってからですが、最後に、このマチ部分を縫う事になります。 とりあえず、後は最難関の箇所だけを残すばかり。 もう一歩で完成するところまで漕ぎ着けました。 |
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