レザークラフトに挑戦
No.71
2024.09.16
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【スマホケース(ポーチ) その4 完成!】
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前回、初夏がどうのこうのと書き出しだったのですが、いつも通り、なかなかサイトの更新が出来ないまま、既に9月中旬になりました。
お陰様で真夏に入るまでの気候の良いシーズンにあちこちのイベントに参加させて頂いて、バタバタしながらも色んな経験値を詰ませて頂いてる内に真夏に突入したのでした。
今年の夏は、大阪では7月から延々と35℃越えの日々で、まとまった雨もほとんど降ってませんので、かなり厳しい酷暑となりました。
しかも、宮崎沖で南海トラフ地震の確率が少し上がる大きな地震が起こったり、凄まじい勢力で大阪を直撃しそうだった台風が迷走して九州で大きな被害を出したり、お米が買えなくなったり、と色々とありました。
そんなこんなで驚異的な暑さが続いた2024年の7〜8月でしたが、なんと9月になっても全く変わらず毎日35℃を超える暑さのままなので、電気代が半端無いことになってます。
日中は日の当たる部屋では、エアコンを止めるどころか全開で稼働させてないと命の危険があるレベルですので仕方がありませんが、省エネも何もあったもんじゃない夏となってます。いや、もう秋なのか・・・それにしても暑いです。
【目次】
・蛇足という程でもない蛇足w
・仕上げ。
・完成!
既に完成はしたのですが、もう少しだけ何か取り付けてみたくなりました。
完全にその場の思い付きなので少し面倒なことになりそうですが、ちょっとだけやってみることに。
まずは、ハトメですかね。
この位置なら、何とか穴あけポンチを打ち込むことが出来ました。
久しぶりのハトメ取り付けでして、この場所だと台座がうまく入らなくて四苦八苦しましたが、色々とやってる内に何とか取り付け出来ました。
こちら側にはネジ止め式のリング付き金具を装着してみたのですが、ネジでとめるだけなのでこちらは楽勝でした。
見た目的にも使い勝手的にもこっちの方が良いですし、取り付けも簡単ですし、最初から両側にこの金具を取り付ければ良かったですw
そして完全に忘れてたのですが、一応、先に作ったモバイルバッテリーケースの構造をそのままスマホケースにした作品でして、バッテリケースの時と同じ様に充電用のUSBケーブルが差し込める部分をデザインしてたのでした。
場所的に、後からでもどうにかなる部分ですのでどうにかします。
さほど問題になる様な作業ではありませんのでねw
一応、全体的に渋い感じの塗装を目指してます。
プラモデルで言う所のダメージ塗装・・・いや、墨入れというか、シャドウを入れる感じ、という訳ではありませんが、なんとなくそんな感じに仕上げていきます。
うっかり裏側に染料がはみ出してしまった結果、ただのガチ汚れになってしまいましたが、ま、ウェザリング塗装という事でw
結局、固い革であるという、基本的な性能はどうしようもないのですが、多少は柔らかくなると良いなぁ〜と、とりあえずオイルを塗っておきました。
なんとなく、刻印の印影もハッキリした気がしますw 乾くまででしょうけどもね。
という訳で、こんどこそ完成です。
一応、頭の中にあったイメージ通りの作品にはなりましたかね。
元々、モバイルバッテリーケースを作るのが主目的だったのですが、モバイルバッテリーケースを完成させた勢いに乗って、今度はウェットフォーミングなる手法に挑戦しつつスマホケースを作ってみようというのが、今回のテーマでした。
ちなみにですが、このケースは、これを作ってた当時に使ってたSONYエクスペリア コンパクト SO-02K の専用サイズです。
ところが、この記事を書いてる時点ではとっくに機種変更してGoogle Pixelを使ってたりしますw
サイズが全く違うので、このケースはスマホケースとしては使い物になってませんw
専用サイズで作るとこういうことになるのは判ってたのですが、その時点でまだ持ってない物のケースを作るというのは、色々と抵抗があったりするのです。はい。
将来的にどんな機種に変更してるか?なんて判りませんからねw
本来はこの2つを並べて腰に装着しようという発想で、バッテリーケースと同じデザインで作ったのでした。
サイズはピッタリ。
まぁしかし、実際に作って、実際に使ってみないと判らないこと、というのは色々とあるものでしてw
裏側のベルト通しを、バネホックで止める方式にしたのは、ズボンにベルトを通した状態でも簡単に脱着出来る方が便利だと思ったからです。はい。
で、先に作ったバッテリーケースも、このスマホケースにしても、実際にベルトに取り付けて使ってみたのですが・・・
この構造だと、ホックがすぐに外れて、バッテリーやスマホが落下してしまう、という致命的欠陥が判明してしまい、全く使い物になりませんでしたww
一応、色々と勉強した結果、このベルト通しの構造を見直すことで、この問題を克服する方法が既にある事も知りましたが、まぁそれは今後の糧にしようと思います。
ちなみに今は、バッテリーケースは、ベルト通しをUSBケーブルホルダーとして使い、丸ごとカバンに入れてます。
スマホケースは、バネホックを外してカシメでしっかり固定してしまい、最初にベルトに通してから使ってます。ホックを外した時に出来た傷跡はロゴマークで隠しました。
電車の切符とか駐車券とか、スーパーのポイントカードとか、そんな感じの落としやすい物を入れておくのに活躍してますw 夏はポケットが少ないのでね・・・
尚、これが意外にも便利なので、その内に、デザインを見直してから、革製のミニミニウエストポーチ的な物を作ろうと考えています。
という訳で、作ろうと思った物が一応は完成したのでした。
結果的に、初期のイメージとは異なる使い方になってますが、普段使いの道具として使えていますので、それはそれで良かったという感想ですw
今回は、良いアイデアだと思った物でも、実際に使ってみると予想もしてなかった問題点が見えてきたりする、という事の勉強になりました。
それはそうと。
先にも書いてますが、年を取ってくるとホントに物忘れが多くなって、色んな物を失くしたり、置き忘れたりするので何かとポケットが必要になるんですよねw
カバンに入れれば良いんですが、カバンが大きいとカバンの中で紛失するし、カバンが小さいと、今度は物が入らないので結果的に紛失に繋がったりするんですよね。
シニア男性で、釣り人が着る様なベストを着てる人や、ウエストポーチをつけてる人が多いのはそういうことの様です。自分自身が50歳を過ぎて理解しましたw
まだそこまでの年齢ではないつもりですが、実際にそういう些細な事とは言え、生活に支障が出る場面も増えてきたので、ちょっと格好良い感じのポーチを作ろうと思います。
しばらくはイベント用の小物作りに時間が掛ってるので、まだもう少し先になりますけども、その内にトライしたいと思います。
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