久しぶりなので能書きを書きまくります!w
ゾックさんの組立図、いや、塗装図です。

相変わらず本体の色指定がありません。そして、いつも通り、小さな箇所は指定があります。
「写真のような色で塗装すると良いでしょう。」
「このほか、あなたのすきな色で塗装しても良いでしょう。」
・・・なんて自由なんでしょうかw
細かいですが、「ほか」とか「すき」は平仮名なのに、振り仮名はあるものの、「塗装」は漢字です。
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ゾックは、ご存知の通り、第29話「ジャブローに散る!」にだけ登場するMSです。このお話の主役MSは赤いズゴックです。ジムをぶち壊す名シーンがありますね。
シャアの部隊に配属された時の会話を見て見ましょう。(つっこみながら。)
シャア 「なんだって?」 (最新兵器なのに現場の大佐が知らないとか・・・)
部 下 「ゾックって言ってました。モビルスーツのゾック。」 (モビルスーツなのは見て判るわw)
シャア 「使えるのか??」
部 下 「水陸両用。ジャンプ力もザクの数倍だと。」 (この時点でなんでザクを比較に・・・w)
シャア 「誰が言うのだ???」
部 下 「北米キャリフォルニアの技師の話です。」 (・・・それ、又聞きなんじゃね?w)
シャア 「フ〜ン・・・・・あれがか????」 (疑いの眼差し・・・)
シャア 「見掛け倒しでなけりゃいいがなぁ・・・」 (投げやり過ぎwww)
ゾックはその後、ゴッグ×2機とともに、巧妙に隠されたジャブローの入り口の一つを発見し、ジオン軍による大規模なジャブロー攻撃の糸口を作りますが、ズゴック隊を速攻で失ったシャアによって、ゴッグ隊から引き離され、やがてガンダムに追い詰められたシャアに援護を命じられ、これまた案の定、アムロガンダムの餌食となって出番終了となります。気の毒っちゃ気の毒な奴なのでした。
ではキットを見ていきましょう。
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さすがの高額キット!
なんと袋が2つ!!
ランナーは4枚構成!!! |
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ツメ・・・なんで半分に分割したし・・・
というか・・・さすがにデカイです。。
ガンタンク、ジオングと並ぶ¥600キットなのですが、インパクト的には、ゾック>>ジオング>>>ガンタンクでしょうね。胴体のデカさが印象的なんでしょう。
というか・・・ジオングよりも脚が不要に思えるデザインです。
このデザインでは絶対に2足歩行できないし、というか、そもそも劇中でも歩いてませんw
設定でも歩行はできずホバー移動することになっています。(じゃ、足いらんやん・・・)
という訳で、個人的に非常にアレなMSなのですが、一応、仮組みしてみましょう。
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足ですが、関節となる十字パーツが別になっていますが、このお陰でかなり自由な動きが可能となっています。
・・・ですが、結局、動く必要性が・・・無いw |
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腕ですが、右端の丸いパーツ、気になります。 |
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実は、こうやって腕の中で、爪の土台部分を接続する為のパーツなのですが・・・こんな構成になってるお陰で、ツメの土台部分の塗装から始めなければなりません。 実に面倒な構成です。
まぁ、しませんけどね・・・。 |
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水泳部特有の複雑な腕構造ですが、腕の先から肩部分までが完全な入れ子構成です。
そのまま組み立てるには、腕の先から一つずつ順番に 接着 → ヤスリがけ → 塗装 → 完成 という作業を繰り返さねばなりません。
仮組みして良かった・・・。 |
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で、肩の付け根部分ですが、結構大きなパーツになっています。
が、プラスチックに厚みが無いので、かなり脆弱なパーツとなっています。
少しの圧力が加わっただけで、たぶん接着箇所が割れます。
そういうことを考慮しながら組み立てる必要がありますね、コレ。 |
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可動箇所の多い腕ですが、写真の矢印が示す幅を見るとお判りかと思いますが、、、 |
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この様に結構動くのですが、可動を制御する部分が無いので・・・曲げすぎる事が可能となっており・・・ |
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限度を超えると、当然ながらこうなります。
先にも書きましたが、このパーツは強度が無いので、完成後に軽い気持ちで間接を曲げると、確実にこの部分が割れます。 |
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で、その腕と胴体の接続ですが、これまた小さなパーツが登場します・・・
というか、腕側のパーツにあるスリットで、胴体と接続されることになる訳ですが、、、他のガンプラには無い関節構造ですよね、これ。 |
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で、確認すると・・・・・胴体側に細い突起があり、その細い突起を腕側のスリットに挿し、先ほどの小さなパーツで抜けないように止める構造です。
この構造によって肩が胴体から引き出したり収納したりできます。なるほど!
ですが・・・両腕ともに、この止めパーツは片側だけに付けるようになっています。ま、両側につけるのは不可能なのですが。。。
それにしても、この細さ。。。
・・・・嫌な予感しかしませんw |
さて、仮組みはサクサクっと行えます。
それにしてもデカいですなwww
ダイソーで売ってるいつものカッティングマットからはみ出そうです。
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残ってるこのパーツは???
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ランナーから切り離すとこんな感じです。
これが何か?
と言いますと〜 |
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そう! モノアイでした!
なんとモノアイが別パーツ!!!
これは画期的です! |
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お判りでしょうか???
別パーツなのでモノアイの可動が実現されている訳です!!!
これは感動です!! |
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モノアイレールの無い場所にだって移動可能ww
何が嬉しいって、そのままモノアイ無点灯仕上げが可能なんです!
これはありがたい! |
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そしてクチバシ(?)。
子供の頃、友達が作ったゾックを見た記憶ですが、このクチバシの接着が上手くいってませんでした。
接着箇所も前後でまちまちで、しかも外れては再接着を繰り返していたので、接着剤でグチャグチャでした。
とても酷かったのでハッキリと覚えていますw
なんであんなだったのか? 初めて理解しました。 |
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写真のコントラストをいじって、なんとか見えるようにしてみました。
そう。このパーツを接着するガイド的なものは、この矢印の先にうっすら見えるキズのようなラインしかないのでした。
そりゃ、これじゃ子供には難しいっすよ・・・ |
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そんなこんなで、組み上がりました。 たしかにゾックです。ええ。
非常に高い再現性だと思います。
ですが・・・冷静に見つめると、、、なんとも良く判らんデザインですねw
腕、必要ですか、コレ? 当然ながら、この腕の先にはゴッツいツメがつくんですよ?
明らかにトップヘビーな構造なので、機体の安定性もかなり・・・。
足だって、歩けない構造なのに2本足にする必要無いんじゃないかなぁ・・・と。
と、まぁ、色々と言い出したら、そもそもモビルスーツなんて兵器がうんぬんかんぬんとなるので、ゾックに対しては、実用性がどうとかデザインがどうとかは、以降は言わない約束でいきましょうw
ゾックはゾックなのです!!
特に気になる箇所は無いので、このまま丁寧に完成を目指します!
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