CONTENTS-MY GUNDAM-


[補足]

あっという間に、6月も終盤。そして梅雨にも関わらず、暑い日々です。

基本的に室内で仕事してる身なので、たまに外に出ると体調が狂い、とても辛いですw

2017.06.23






-1/144スケール THE ORIGIN 旧ザク-



 思わぬミスの結果、怪我の功名で上半身の分解が可能となりました。

 そこで、ともかく胴体部分をササっと作っておくことに。

 特に工夫が必要な訳でもありませんしw

 脚部を先に作るって言ってたんじゃ・・・・?   そうでしたっけ?( ´_ゝ`)

THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-1
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-2  まぁ、ランナーから切り離し、ゲート処理をやったら塗装してお仕舞いです。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-3  ものの数分で完了w

 今まで何で放置してたんでしょうか・・・

 後はデカール貼って、つや消しスプレーして完成の予定です。



 ・・・では脚部に戻りましょうww

 ヒザのパーツですが、幾つかの部品に分かれてまして、これを貼り合わせる構造です。

 当然ながら、合わせ目が発生するのですが、これはブニュ接着でいけそうです。

 ただし、ヒザ間接は目に見える関節なので、一応は慎重に作業を進めます。




THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-4  ガッツリと接着して、合わせ目が残ってないか確認。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-5  太腿部分もゲート処理を行ってから塗装。

 長年、
薄めながら使い続けてるファントムグレーw
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-6  ここで気付きましたが、間接パーツって、最終的に大部分が外装パーツによって挟まれるので、その前にフィニッシュしておく必要があります。

 そこでつや消しスプレーでフィニッシュ!
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-7  いい感じになりました。

 この丸いパーツは、ヒザ間接の外装の一部。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-8  何気なく嵌めてみました。

 ええ。

 無防備にもww

 もちろん、見ての通り、このパーツにはピンなど存在しませんので、外し易くしておく、というお約束の作業を行っていません・・・
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-9  そんな事には全く気付かず、次のパーツの確認。

 このスネの部分を取り付けてから塗装するのに、この青い丸いパーツが超邪魔だと気付きましたが・・・

 案の定、ガッツリ嵌り込んで外れませんww
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-10  そこで登場!!

 これも、ホントに便利です。

 一見、隙間なんて無い場所に、サクっと入ってくれます。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-11  合わせ目消しを行うと、分解できなくなることに気付き、そんなに見える場所でも無さそうなので、接着せずに塗装だけやりました。

 金属っぽさとか、ちょっとだけ考えて見たりw
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-12  

 ・・・って、外からは全く見えへんのかぃ!ww


 ここまで外から見えないとはwww

 でも、ヒザ部分はかなり露出しますね。やはりヒザパーツは合わせ目消し必須です。

 スネ部分は・・・完全に外装に隠れるので、ぶっちゃけ塗装も必要無いですねw


 まぁ、しかし・・・

 RG(リアルグレード)とかも、内部構造とか凄いですが、HGUCでも凝った作りになってますねぇ・・・

 その割りに、何気なく合わせ目の問題が各所に残ってたりで、なかなか興味深いです。ええ。


 そんな事を思いながら作業を進めていくと、この合わせ目消しの問題が、またもや浮上してくるのでしたw
 
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-13  「合わせ目消し」と言えば、フクラハギ。

 仮組の時点ですが、こんな感じです。

 フクラハギの部分は凹モールドなので隙間があっても問題無いのですが・・・
ヒザ裏にどうしても隙間が生じてしまいます・・。

 
というか、合わせ目消し以前に、この隙間、手で思いっきり押し込んでも埋まりませんw
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-14  前から見ると、この通り。

 パーツの分割が工夫されていて、合わせ目は生じません。

 ・・・いや、生じるのですが、気になりませんw
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-15  どうも、どこかが干渉してるようで、とりあえず干渉する可能性のある箇所を削っていきます。。

 いや、正確には、ポリキャップへのはめ込みが甘いのだと思うのですがね・・・何故か上手く嵌りませんでした。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-16  う〜む。

 どうなんでしょうか? 干渉してるっぽい箇所を削ると、なんと!ちゃんと嵌りました。

 とりあえず、凹モールド部分はそのままとして、ヒザ裏部分も、そんなに気になる程の隙間じゃないので、このままにすることに。

 この隙間をパテで埋めると、これまた分解できなくなりますからね。。。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-17  一応。

 この赤丸の部分の、干渉してるっぽい箇所を削ると、この問題が解決したのでした。

 そんなに成型が甘いハズないんですが。

 ・・・・謎ですw
 ま、問題が解決したので、塗装に入ります。

 機械的に銀色に塗ってしまいましたが、この作業は必要なかったですねw
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-19  で、乾いたところで、一応、念のため、仮組み。

 おわっ! なんやコレ!?

 隙間、酷くね??
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-20


 これは・・・ちょっと。。。
 正直、見過ごせないレベルの隙間かと・・・



 ぶっちゃけ、フクラハギの凹モールドが、単なる合わせ目の隙間に見えてしまうレベルww

 分解することを諦めれば、簡単に埋めてしまえるのですが、ここまで分解に拘ってきた(え?そうだっけ?w)ので、ここで妥協するのも、なかなか根性が湧かず・・・


 しばし悩んだ後に、外科的処置を施すことにw
 
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-21
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-22  もともとあった凹モールドに沿って、片側のヒザ裏部分をカットし、もう片側に接着し、ここで合わせ目を消してしまうことにしました。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-23  で、何をやってるかと言いますと、このままでは、ヒザ裏が著しい強度不足になることが確実で、折角、合わせ目を消しても、速攻で割れてしまうこと間違い無いのです。

 そこで、ランナーを細かく削って、溶かして接着剤 兼 パテ(本来の溶きパテ)で裏打ちしてやることに。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-24  ピンボケですが、細切れにしたランナーをまず接着し、その上から、流し込みタイプの接着剤(スチロール樹脂用)を流しかけては、ランナーを溶かし、という作業を繰り返して、パーツの接着部分を、言わば「溶接」してしましました。

 この方法、久しぶりにやってみたのですが、これがめっちゃやり易く、効果的な方法であることに今更ながら驚きましたw ただ、乾燥に時間が掛かります。

 硬化してしまえば、パーツ同士は、完全に一体化するので、強度は抜群ですし、合わせ目も完全に消えてくれます。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-25  あまり考えずに接着したので、傷と段差ができてしまいましたw 市販の溶きパテで応急処置。

 片側の足で試してみた結果、なんとか上手く行きそうな感触を得たので、もう片方の足も挑戦します。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-26

 モデリング・ノコで切れば、とても綺麗に切れます。

 ノコが入らないラインは、デザインナイフでコツコツと切り込みを入れていきました。

 案外、プラスチックが柔らかいので、思った以上に簡単に、そして綺麗に切断完了。
 
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-27

 溶きパテ用のランナーを細かく切断し、まず接着剤で必要箇所に接着した後から、流し込みタイプを接着剤を塗り捲って、溶かしては、ランナーの細切れを追加して、また溶かす、の繰り返し。

 尚、このサイトでは今後はこの手法を「溶接」と呼ぶことにしますww

 こちらは、接着剤と、手作りの元祖溶きパテの「溶接」のみで挑戦してみます。

THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-28

 右側は市販の溶きパテも使用したもの。

 左側は手作り溶きパテの溶接のみ。 ほとんど違いがありませんね。

 尚、何をこんなり苦労してるかと言いますと、非常に薄いとは言え、モデリングノコが通過した跡は、やはり若干の隙間が生じてしまう訳で、当然、折角切り離したのですから、パテで埋めてしまう訳にはいきません。

 そこで、この手作り溶きパテを、ノコギリが通った断面にも塗りたくって、隙間を完全に埋まる様に盛り上げ、しかも、それだと反対側のパーツと合体できないので、ピタっと合わさるように地道にヤスリで微調整するのに、時間が掛かったのでした。。
 
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-29  地道な調整によって、ノコギリ跡はほとんど判らなくなりました。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-30  分解機構を残したいが故の遠回りな作業w

 なんとか無事に完了した模様。。

 これで、足も分解できる状態を保ったまま、完成にもっていけます。
THE ORIGIN 1/144 旧ザク 5-31

 まだ建造途中ですが、後姿をHGUCと比較。

 好き嫌いはあるのでしょうが、HGUCと比較すると、やはりかなりスマートな感じですね。

 しかし・・・老眼がかなり進んでしまってるので、今回はかなり細かい作業の連続でとても困りましたw

 通常時のメガネは、細かい作業時には外すのですが、それでもまだ見えない時は老眼鏡に頼る訳です。

 すると、机にメガネが複数ある状態になって、とてもウザいんですが・・・ま、仕方が無いっすねw
 
BACK | NEXT