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[補足]
パテとの戦いは果てしないですね。もう何度もアレコレと試行錯誤してきましたが、今回もその内の一回です。
2017.02.25
-1/144スケール HGUC 旧ザク-
要するに、
プラモ作りとは、パテとの戦いである!
という事ですよ。
そもそも合わせ目なんてのが無ければ、誰も何も苦労せずに、淡々とパーツを組み立てるだけで完成する訳です。ええ。しかし、プラモデルである以上、かならず合わせ目があり、それは消し去らねばならない訳です!
そう。そこにいつも合わせ目は存在するのであるっ!
よって、苦しい戦いが繰り広げられることとなるのであ〜る!
え〜と・・・
やかましぃわ
w
旧ザクのシンボルである肩アーマー。
合わせ目消しのエポパテを削ってる状況です。
ですが、今回、パテが古かった為か、真冬の気温だった為か、とても硬くなかなかいつも通りの使い勝手とはいきませんでした。
ここでちょっと
パテの話
をしてみますw
本来は、この様に隙間を埋めてくれれば良い訳なので、
隙間の中だけにパテがあれば良い
のです。
しかし、隙間部分にだけパテがある状態だと、やがて
パテが痩せて
きますので、
合わせ目が復活
してくる訳です。
なので、
隙間の上に山を作る
感じで、やや盛り上げてパテを盛ります。もちろん、実際にはとても薄く盛り上げるだけです。
この時、いつもの様に
パテが柔らかく滑らかであれば、山の裾野はなだらか
にプラモのパーツへとつながっていき、ペーパーを掛ければ、ちゃんと
隙間を埋めてくれた状態で、パーツとも一体化
してくれます。
ところが、今回はそう簡単に作業は進まず、パテがパーツと一体化せずに、パテとパーツの間に大きな段差を残してしまい、さらに、それをヤスリで滑らかにしようとすると、パーツからパテが剥がれてしまう、という事態に見舞われました。
まぁ、似たような事は何度も経験してるのですが、今回はこの問題を解決しようとしてみました。
(
・・・それって、プラモを趣味にしてる人はとっくに解決してる些細な問題じゃないのかとww
)
今回は、パテが硬かった為、パ
ーツとの境界が崖の様な段差となった上に、パテの表面にも大きな窪み
などができてしまい、しかも、
強引にヤスリを掛けると全て剥がれてしまう
、という最悪な状態にw
そこで考えた挙句、ある程度、荒くヤスリがけした上から、
溶きパテ
で
コーティング
してみました。
こういう状態です。エポパテとパーツの間にある段差を、溶きパテが埋めてくれる事に期待してみた訳です。
すると、溶きパテはとても柔らかいパテですので、ペーパーで簡単に削れてくれ、とてもスムーズに問題箇所の段差や傷が埋まってくれました。
溶きパテだけで合わせ目消しをするのは難しい
ですし、
硬いエポパテだと、後のヤスリがけ作業が辛い(
知らんがなw
)
のと、今回の様にパーツから浮き上がってしまう様な問題があったのですが、2種類のパテを組み合わせることで、これらの問題を解決することができることを学んだ次第です。
尚、
なんでド定番のTAMIYAパテを使わないのか?
という質問があろうかと思うのですが、答えは・・・
「 嫌 い だ か ら 」 ですw
嫌いというか、苦手なんですよね
。
つまり、
本当は、上手に取り扱えないから
、ですw
このように
エポパテとパーツの境目に流れ込んで
くれて段差を解消したり、パテの表面の凸凹の中を埋めてくれたり。
そして、表面処理も、600〜800番とか程度の、そこそこ目の細かいペーパーだけで簡単に済みました。
最後に2000番くらいのペーパーで磨けばこの通り。
他の部分は、それほど苦労しませんでしたが、今回は全ての箇所で同様の処理を行いました。
しかし、溶きパテは柔らかいので、
削り過ぎたり傷を付けて
しまい、溶きパテを何度か塗り直す必要が生じることも。
ようやく、エナメルのチタンシルバーを塗る段階にまで到達。
この時点で発見される大きな傷や隙間も、やはり同じ手順で解消するのですが、従来の、パテを削るという苦しい作業とは異なり、
パーツを磨く程度の労働
で済むので、かなり楽だと感じましたw
頭部ですが、この真ん中のパーツですが、本来、こんなモールドは無いのだから、サッサと接着して、隙間も埋めちゃおうと思ってたのですが、それをやると、
後で色々と困りそう
なので、
最後までこの状態で放置
することに。
左肩の合わせ目もかなり頑固でしたw
一方、右肩は、バズーカ・ラックを取り付ける為のフタがあるので、そこはそのまま残しました。
いつも通り、ドライブラシで遊ぶ
のですが、これが実に楽しいひと時なんですよねw
さて、これで
合わせ目との戦い
=
パテとの戦い
がほぼ終了しました。
つまり、、、
完成っすね
。
・・・いやいやいやww
という訳で、たぶん、次回で完成ですw
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